「くりぃむナントカ」

 「長州力ファン王グランプリ」。ファン代表は、勝俣邦和、有田哲平ますだおかだ・岡田。

 メインは長州小力なのだけど、その他のバリエーションが「女長州」に「ガーナ長州(バラエティでお馴染みの黒人)」と、前回の「長渕剛ファン王」から輪をかけて酷くなってるのに笑った。なんだよ「ガーナ長州」って。しかも、この二人似せる気ゼロだし。

 これに加えて知りたくもないプライベート(しかも本人の)を語り聞かせてくれるコーナー「ファンの集い」の強いこと強いこと。自称ファン王が次々休憩ボタンを押していきました。

 そんなのに一喜一憂し、絶好調時は小力がセコンドのマネしてるだけなのに試合が見えているという霊媒師のような状況になったりしてるファン王達は勿論面白かったのですが、個人的に笑ったのは上田の実況。

 「長州得意のバックドロップですよ」とか「ひねりの効いた投げですね」とかいちいち解説してくれる上田。一方で「こんなの成立してない」とか「馬鹿な企画だな」とかいつものツッコミもする上田。いつもは振り回される側の上田が、久々にこの番組で振り回す側に回ったことで、活き活きとした上田の姿でした。