「お台場明石城NOMAD」

 佐々木アナの結婚を祝う筈が、「写真誌に撮られた人と結婚したんでしょ?」とさんま師匠が地雷を踏んでスタートした今週の「明石城」。

 早速「動く城」の次の移動先が決定。水口さんに寄れば、次の移動先は「 6 月 7 日〜 11 日」の 4 日間の帯番組。時間は、15 時からのなんと 5 分番組。呆然とする水口さん以外を差し置いて、その 5 分の帯を狙って今回は 3 人の若手がプレゼン。

 一人目は「平成の左門豊作」こと鈴木。実家の会社が倒産し、東京に逃げてきて、今は長男である鈴木の収入が命綱というまるで左門な鈴木。自分プロモも「ひとつ屋根の下」をパロったもので、さんま師匠

「これドラマじゃないんでしょ?笑われへんわ!!

 二人目は、とうとうやって来た「フジテレビ大反省会2004」で一気に躍進した死ねばいいのにAD・村上。村上曰く、佐々木アナの結婚は「ズルいと思います」。ズルかないだろ。自分プロモではお茶の水大学付属なんたら卒業やら香港に留学など、輝かしい学歴を列挙した後、最後にこんなナレーション、

押さえで受けたフジテレビに合格」

死ね。

 三人目は、7 年目の「笑っていいとも!」ディレクター・宮崎。自分プロモでは、後輩ADから「存在感が無い」と言われ、「ひょうきんディレクター」の一員・佐藤義和さんが応援するVTR。さんま師匠曰く、佐藤さんは「出社したと同時に病院に運ばれた」「薬飲むのが趣味」なんだそうです。応援する人にキャラ負けしてる……。

 鈴木の企画は、「エコロ爺」。もうこの時点でダメです。早期退職者、高齢者の手芸などの「無意味な才能」を講義してもらう企画だそうです。過去、鈴木のお父さんはレコードを自費出版で出して 300 万の負債を抱えたんだそうです。タイトルは「濃尾平野」。裏面は「やり直し」。そんな才能を講義するんだそうです。要らんわ。

 水口さんは「キャッチーで良い」、港さんは「 5 分なら」と概ね好評。女奉行・桐山は「自分も岐阜出身で濃尾平野』知ってる」と衝撃ふるさと小話をするのでした。要らんわ。

 村上の企画は「さんまの着せ替えハニー」。お前そんなキャラだっけ?「最新の流行を紹介するファッション情報番組」だそうです。村上曰く「普段のさんまさんを見てるとちょっとダサい……」だそうですが、さんま師匠は小声で

「それ言うと、俺じゃなくてスタイリストが……

板挟みです。企画内容は、さんま師匠に女性ゲストが「似合うと思う服」をプレゼントし、逆にさんま師匠は女性ゲストに似合う服をプレゼントし、批評し合う企画だそうです。全然「ファッション情報」じゃない気がしますが……。

 企画説明の途中。さんま師匠が「(村上の)服も変えてあげたい」としょーもないことを言うと、村上はまさかのこんな反論。

「これナウいんですけど

久々に聞いた……。そもそもミッキーマウスのガイコツってナウいんだろうか……。するとさんま師匠は更に「君には白を着せたい」と言うと赤くなって俯く村上。そのまま黙っててくんねぇかな。

 港さんは「(時間的に視聴者に)水商売の方もいらっしゃるだろうから、イケるかも知れない」と好評。さんま師匠「流石、村上を秘蔵っ子の様に扱ってるだけある」。

 宮崎の企画は「さんまの視聴者センター」。視聴者からの疑問質問苦情に、プロデューサーに回答させてさんま師匠にツッコませるというもの。水口さんは「視聴者の対応には困ってるので、有り難い」と好評でしたが、さんま師匠に「俺にフォローをしろと?」と目論見を見抜かれるのでした。

 桐山は「テレビ局側のマスターベーションにな感じがする」と渋い顔。するとさんま師匠、

「好きやからねぇ、マスターベーション

そういう問題じゃねぇ。

 続けて桐山、今度は矛先を変え、「宮崎は女好き」「ギャル好き」「エロエロだよね」と唐突に暴露を開始。曰く、「知らん顔してるから絶対言ってやろうと思ってた」。なんか恨みがあるのか。

 採用はどれにするか、奉行間で意見が分かれますが、結局、水口さんの「短い番組ですし、全部やっちゃいましょう」という鶴の一声でまさかの三企画同時試作決定。さんま師匠、「(番組のセットは)ワンセットで行けるのか?」と三人に訊きますが、すぐに我に返り

何で俺がセットの心配せなあかんねん!

どうなることやら。

 今週のラストショットは、さんま師匠の「結婚おめでとう〜」という言葉に対する佐々木アナの照れ笑い。おめでとうございます。