「お台場明石城NOMAD 〜今夜は 30 万石〜」

 5 月の「動く明石城」初陣に向けてのプレゼン、今回は四度目の挑戦な土台改め「和製ブリジットジョーンズの日記」(どの口がほざくのだ?)・山本Dと、リベンジに燃える御曹司・朝妻Pの対決。

 最近どんどん女っぽくなってると評判なのに、さんま師匠からは

「きれいになったのに恋人が出来ないって、もうお手上げですよね

と言われてしまう山本は、30 歳の誕生日を翌日に控え、退行催眠で 6 歳に戻って号泣したり、手相を見て貰って「女帝の相が出ている」豊臣秀吉と同じらしく、天下を取るらしい。死んじまえ)と言われるという自意識過剰にも程がある自分プロモを引っ提げてプレゼンを開始。

 しかし、さんま師匠は退行催眠に夢中。今回の女奉行、「ソファで浮気された女」・デザイナー桐山に

「戻りたいでしょ?」

とニヤけるのでした。

 四度目にしての初勝利を目指しての山本の企画名は「クイズ!私が産んだのよ」。内容は番組名通り、お母さんが出てきて、そこから「誰のお母さんか?」を当てるクイズ番組。水口さんには「面白そう」「お母さんの人生が波瀾万丈だったら面白い」と好感触。桐山は(山本が前日にメールを入れたため)「完璧!」と太鼓判。「完璧じゃないでしょ」と言いつつも、さんま師匠も

小倉優子ちゃんのお母さん見てみたいよな。どんな育て方しはったのか

と興味ありげ。

 対しての朝妻は、「今度第二子が生まれるんで頑張りたいです」的、壮絶にシンプルな自分プロモ(さんま師匠「5 秒スポットやないか」)を引っ提げ、「お忍びさんま一人旅」という企画をプレゼン。

 内容は、どこかで出会って、さんま師匠と会ったことを「思い出」にしている人達に再会する、というもの。基本ロケで、朝妻がハンディを持ってさんま師匠と二人旅で、道中お金は一切使えず、支払いは全て「笑い」でして、そこで新たな触れあいを生む狙いとのこと。さんま師匠は

「俺に猿岩石みたいなことせぇと?

「そんなにスケジュール空いてない」「せめてソーラーカーに乗せ!」と「良いとは思う」と言いつつも、あまり感触は良くない様子。水口さんも

「素人さんって、カメラ構えられた瞬間に素じゃなくなるんですよね」

と、「朝妻が望む画は難しい」と苦言を呈します。更に、ソファこと桐山に至っては

「ロケ番組はNGね。私、デザイナーだから

「仕事を奪うな」発言で、もう勝負決まったようなものです。さんま師匠も「(自分は愛想が良いので)思ってるようなドキュメントは撮れないと思う」。個人的には、こっちの方が観たいんですが……。

 結局、「企画が見える」「誕生日だから」ということで、山本が初勝利。さんま師匠、朝妻には「(第二子が)生まれた日に来たら、お祝いがてらね」ととんでもない言葉で励まし、佐々木アナに

ご祝儀番組?

と呆れられて終了。その日の晩、山本がひっそりと部屋で初勝利と誕生日を祝って一人鍋をしている映像で幕を閉じる今週の明石城無駄に気が滅入るわ

 それにしても、とうとう「ディレクター」のクレジットから武田の名前が消えてしまった……。生放送は結局、誰が代わりにやるのかなぁ……。