「お台場明石城」

 今回プレゼンは、なんと政治部からやって来た男・高田圭太。報道志望のクソAD・村上の目が光ります。もうひとりは、音楽会社の御曹司・朝妻一。もしかして「笑う犬」でお馴染みの「AP朝妻」?

 プレゼンに入る前に、高田さんがクソAD・村上が何故、報道局に行けなかったのかを取材してきたそうで、その結果が発表されました。曰く、外務省へレポート取る研修に行ったときに、マイクを斜めに持ってたそうです。おお、歌手気取り。しかし村上本人は断固否定。更には

「完璧でした!!」

死ねばいいのに……(失言)。

 そんな高田さんは、民主党党首官房長官がさんま師匠に挨拶する自分プロモ(さんま師匠「卑怯!」)を持ってきます。村上はもう目がキラキラを通り越して涙目になりながら「羨ましい……」と呟いています。さんま師匠が

「さんまだ、今田だとかより、こっちに会う方が良いの?」

と訊くと、激しく頷きます。あぁ……死ねば(略)。

 この時点で既にさんま師匠に気に入られた高田さん。キャラが緊張しすぎてあわわになってるのが面白くてしょうがないらしく、「演者で出た方が良い」「俺が安藤優子だったら触りまくる」と大絶賛。検挙に「昔、バラエティに出たとき場を凍らせてしまって…」と高田さんが言っても「そこは司会者さんまちゃん」「空腹のブラックバスやから」と取り合いません。

 かたや、朝妻は細木数子にボロクソに言われてるプロモ。まぁ、大物かも知れないけど、高田さんのプロモとキャラの二重攻撃の前には見劣りしてしまいます。

 そんな高田さんのプレゼンは「明石家さんまの勝利のマニフェスト」。曰く、あらゆる種目の芸能界位置を、色んな策略を用いた真剣勝負をする企画だそうです。狙いやなんやらを大量に用意した原稿を元に喋り倒した高田さんでしたが、水口さんに

「報道部特有の言葉でケムに巻く感じ

と言われてしまうのでした。が、「ありがちだけど、新鮮」、港さんも「ありがちだけど、『策略』とか『謀略』とかが面白そう」と高評価。因みに村上は「是非報道の人にやってもらいたい!」と媚びを売りまくっておきながらも、さんま師匠に「企画としては?」と改めて訊かれると

「意外と報道っぽくないなぁ……と」

し(略)。

 対する朝妻、プレゼンする企画は「歌う!さんま御殿」。この時点で負け決定です。曰く、素人の作詞・作曲の曲を募集して、中から優秀作を選んで、さんま師匠が歌うんだそうです。その後には、着うた配信で儲けるそうです。水口さんには

「番組の企画じゃなくて商売の企画

とバッサリ。

 そんな商魂逞しい企画と、政治部からの一世一代の出張では勝負は明らか。というわけで、高田さんの企画が採用されました。来週、政治部が凄いのを作って、バラエティ班の志気が上がることを願って、試作です。

 が、当の高田さんはゴールデンに上がっても「もしやらせて頂けるのならやりたい」と言いつつも

センスは無いかも……

 やる前からそんな弱気な……。