「マジカル美勇伝」

 本日のゲームは「必死らくがき合戦」。お題に対して 5 秒で絵を描いて、一番上手かった人がポイント獲得だそうです。どうでもいいですが、この真裏の「考えるヒト」には今回の先生であるバッファロー吾郎・木村の相方、竹若が出ています。これが有りなんだから、松本人志M-1出ても大丈夫じゃない?(話の飛躍)

 最初のお題は「イルカ」。辻希美さんのイルカは木村曰く「ウツボじゃないんですか?」という生物がアーチ状になって飛んでる絵。続いて加護亜依さんも「 300 年前のイルカです」とやせ細ったジュゴンみたいな、やはりアーチ状に飛んだイルカを描きます。というか、 300 年じゃあ生物進化しないから。

 加護さんの絵が出た時点で、辻さんと一緒に絵を逆さにして「UとUで、Wで〜す」と持ちネタを絵でするWの二人。お目付役・里田まいさんも「絵まで似てる」と感心しています。あんたら凄いよ、ホントに。木村からは「ふたつともクエスチョンマークの化け物みたい」という評を頂きます。加護さんも「うなぎみたい」と自覚はある様子。

 続いての里田さんは空豆に目と口と尾ひれ的なものが生えた気持ち悪い生物を「未来のイルカ」と主張します。とんでもない進化させられたものです。尾ひれ的なものに関しては作者も「よく分かんない」んだそうです。じゃあ描くなや。曰く、「これ(空豆)だけじゃ気持ち悪いかなと思って」とのことですが、木村からは「余計気持ち悪さが増してますね」とバッサリ。

 ここで木村が「今まで描いた人はちゃんと残しておいて下さいね!」と注意します。ところが既に消してしまっていた加護さん。「もう一回描く!」と再び 5 秒で全く同じ絵を完成させます。木村も「全く一緒や!」と大喜び。

 続いては三好絵梨香さん。「みんな何が足りないですよ」とぷっすま」での草なぎくんの様なことを言い出します。浜田雅功草なぎ剛藤本美貴など、絵に障害のある方々(by ケンドーコバヤシ)に共通するこの言動の例に漏れず、二言目に三好さんが発したのは

「イルカに模様ありますよね?

と出した絵はどう見ても角の生えたブチのなまこでした。ああ、ここにも絵に障害のある方が一人……。隣では、岡田唯さんが静かに大爆笑しています。この絵に対し、「あれじゃん、なまずじゃん!……あ、違うよなめこ……あれ!あれ!……なまこ?」とツッコミを間違えまくってるバカ女・辻さんは放っておきます。木村からは「微生物ですか?」「酷すぎます」「なんて例えていいか分かりません」とボロクソに言われるのでした。

 続いての岡田さんは尾ひれの生えたぼのぼのみたいな絵だったのですが、今までの(というか里田・三好)が酷すぎた所為で上手く見え、結果この回のポイントは岡田さんに与えられます。

 続いてのテーマは「東京タワー」。辻さんはとても普通に上手い東京タワー、加護さんはクラッカーみたいな東京タワーを描きます。ついでに「ふたりで年始のイルミネーションを観た」というどうでもいい情報も提供してくれます。

 続きまして里田さん。とろけるチーズを温めて上に伸ばしてる途中のような絵を描きます。里田さん曰く、「札幌のテレビ塔となんかちょっと……」だそうですが、木村からは「札幌でテレビ塔観たことありますけど全然違いますよ」とバッサリ。僕も観たことありますが、まずテレビ塔穴開いてないからね。

 続いての岡田さんは細い三角形に×を三つ描いた簡易東京タワー。岡田さん、絵ではあんまり持ち味を発揮できません。お次の多分美術の成績が「2」と「3」のを行ったり来てたりしていそうな三好さんは、線二本だけのコンパスという大胆な絵。しかも、真っ直ぐ立っておらず若干傾いてます。お前、東京タワー傾いたところ観たことあるんか?木村からは

6 時 25 分ですか?

とナイスなツッコミ。結局、ポイントは辻さんがゲットするのでした。明日も続く予定。

 しかし、この調子だと石川梨華リーダー不在のまま最終回なんじゃ……酷いな、それ。一応タイトルに「魔女っ子梨華ちゃんの」って付いてるのに……。