「お台場明石城YAMATO」

 登場早々、先日の週刊誌に、自分と木村拓哉のツーショット写真より、佐々木アナのスキャンダルの方が前に載っていたことを悔しがるさんま師匠。佐々木アナ曰く、

「遠回りな人生を歩み始めまして……」

 …………。

 今回は、テレビ愛媛のお陰で棚ぼた的に試作になった(by 佐々木アナ)金子Dの作品。さんま師匠が紋付き袴を着て「さんま本竜馬」になって世直しするんだそうです。このネーミングの時点で色んなモノがダメです。さんま師匠の袴姿は思いの外似合っておいででしたけども。

 ポニーキャニオンという大手から、地方のローカルヒーローまで色んなところがオファーのためにやって来ますが、大体ギャラがボランティア自社製品。驚くぐらいに本気度が低いです。

 結局、さんま師匠が選んだのは遊覧飛行の救命胴衣装着レクチャーVTR。さんま師匠、 49 歳にしてスチュワーデスコスプレ。女装です。

 試写後、水口さんは開口一番「あんまり面白くない」とバッサリ。曰く、「当たり前のリアクションが返ってくる、当たり前過ぎて面白くない」と最初からボロクソ。さんま師匠曰く、「どうやら水口は金子のことが嫌いなようですね」。

 忘れた頃にやってきやがる、一人で焼き肉食ってるところを森三中に目撃され大爆笑されたクソAD・村上は「別に真面目にやればいい、笑う必要はない」「面白かったらなんでもいいのか」と何故か怒り気味。さんま師匠が「でもそれじゃあ伝わらなかったから、こう来てはるねん」とフォローすると、「頑張ってない!」と無根拠に断言。更にさんま師匠が「じゃあどうすればええと思う?」と問い質すと「もっと頑張ればいい」と何のアドバイスにもなってない回答。さんま師匠、

「分かった、今日焼き肉奢ったる

と村上を黙らせます。

 港さんも「ちょっと難しい」と難色を示します。水口さんも「今回はハズレだったということで……」と言っているところに、 見かねた佐々木アナが「歌の番組を作ったときは良かったということですよね?」とフォローを入れます。しかし、歌番組作ったのは「三浦」であって金子じゃないです。フォローのつもりが逆に金子を追いつめました。佐々木アナは疲れてます。

 結局、金子の企画は久々の「ボツ」。さんま師匠、「村上さんも、人のことごちゃごちゃ言ってないで自分で企画持ってくるようにね」と言うと、村上は

「小松さんが急に来いって言うんですよ。だから来たくて来てるわけじゃない」

2004 年、最後までこんな調子のクソADでした。