「冬なのにさまぁ〜ずライブ」

 「バカルディ」が「さまぁ〜ず」になって最初のライブ。一本目のコントでは「(「さまぁ〜ず」は)期間限定」と強調する三村が観られます。それが、もう五年以上も使い続けてるんですよねぇ……感慨。

 さまぁ〜ずライブは、もう安心して観られるから良いですね。どのコントも貫禄というか、安定感抜群で、「期待には全部応えてあげるよ」という自信に満ちているし、現にちゃんと笑える。ちゃんと笑わせてくれた後、ちょっとイイ話で終わらすライブの構成も完璧。大竹の、もう定番になっているボケの数々(三村の全否定、首埋まるなど)も良いところで撃ってきますし、楽しくてしょうがないです。更には、「悲しいダジャレ」の原型も垣間見られます。

 そんな中で目新しいのが、世にも珍しいさまぁ〜ずの漫才。でもさまぁ〜ずなので、きっちりとした漫才な訳が無く、自由すぎる大竹とそれに翻弄される三村、そしてたまにボケとツッコミが逆転したりと、ある意味で相当にスリリングな漫才になっております。

 ここ最近、ラーメンズばっかり観てて翻弄されっ放しなので、こういう貫禄のライブを観ると安心できて良いですね。さまぁ〜ず最高!

 ところで、「さまぁ〜ずライブ5」の予定はあるんでしょうかね?