続・ラーメンズ。


 気分的には、いつもの様にひとり二人からチラチラッと来ればいいかなぐらいに思っていたんですが、蓋を開けてみれば、総勢四名もの方からリファを投げて頂きコメントを付けていただくという(TheManのつわもの迷走記的に)壮絶な事態となってました。しかもそれぞれ、熱い想いを込めた長文付きで、いつもの薄い反応を予想していた当方、ちょっと困惑しております。ラーメンズを相当甘く見ていたようです。すげぇなぁ、ラーメンズ。個人的に、いつか見た不法入国者コントとか、雑誌でよく見かける「ガンプラマニア」ぐらいの顔しか知らないので、余計に。

 ただ、何が恥ずかしいって、僕の「mens」というテキトー過ぎるアンカーが晒されたことですよ。ここまで紹介されるなら、もっと考えたのに……。

 取り敢えず、折角それぞれ熱くリコメンドして頂いたので、ここで改めて紹介させて頂きます。本当、連日紺野あさ美さんの写真しか上げてないようなサイトに、こんな勿体ない文章上げて頂いて、有り難う御座いますというかごめんなさいというか………。はい。

過去作品を見る順番としては、「第11回/CHERRY BLOSSOM FRONT 345」→「第12回/ATOM」→「第13回/CLASSIC」と見ると、あるコントの三部作が楽しめるのでオススメです。 初期の作品を見るなら「第10回/雀」→「第9回/鯨」→「第8回/椿」→「第7回/NEWS」→「第6回/FLAT」→「第5回/home」・・・というふうに時間をさかのぼっていくと、だんだんラーメンズ抵抗力がついていくので安全かと(笑)。

  • 漢字三部作(雀、鯨、椿)を観る
  • 英語三部作(FLAT、news、home)を観る
  • 零の箱式や0001 selectでもうちょっと様子を見る

とまあ、いろいろ考えられるのではないか、と。

昔の作品には「面白い人を演じている生身の2人」の身体が見て取れるけれど、最新4作では素を消して舞台上の人物としての振る舞いに徹する、有り体に言うと「プロ」の身体を堪能できると思いました。自分がどのように見られるかを知り尽くした上で、それを知っていることのイヤらしさすら払拭してみせる、という、演者としての2人の高い能力。そのお陰で、ただ観ていれば、すっとその世界に連れて行ってもらえたような、とても観やすい公演Vになっているのではないかと思います。

 お三方に共通しているのは、「まずは第 11 回定期公演『CHERRY BLOSSOM FRONT 345』から」ということなので、まず最初にコメント頂いたid:omatsurilawyerさんも「どのやつから観てもレベルが凄い」とのことですし、ラーメンズ一作目は第 11 回定期公演「CHERRY BLOSSOM FRONT 345」を観たいと思います。近所のTSUTAYAの貸し出し状況、及び僕の経済状況によりますが、なるべく早くに観て、折角リコメンドして頂いたからには、責任持って感想をここで述べさせて頂きたいと思います。有り難う御座いました。

 ただ、ここからは完全に個人的な話しなのですが、みなさんのリコメンドを聞けば聞くほど不安になっておりまして、と言うのも、ラジオ聴いて頂いている方はお分かりかも知れませんが、僕は今まで、千原兄弟 + ジャリズム渡辺「プロペラを止めた、僕の声を聴くために」、ザ・プラン9「サークルS」、松本人志visualbum」、と連戦連敗中(それぞれのビデオが「つまらなかった」とか「面白くなかった」という意味ではありません)でして、またラーメンズも僕の連敗記録に入ってしまうのではないか、と。どうも頭が悪すぎるようで、練られた脚本に毎度毎度ついていけなくて、もしかしたら今回も……と。もししょうもない感想文だったら、ホントすいません。