センチメンタル・バス「さよならガール」(ASIN:B000059O53)

さよならガール


 いやぁ、笑った笑った(ええっ!?)。

 これほど凝ってないバックトラックも、面白いなぁ。隙間だらけの音。あるのはリズムと勢いだけ。勢いに乗りすぎて余計な楽器やら叫び声やら鳴りまくり。スローな曲とかで、「あっ、ちょっと凝ってみた?」って感じのサウンド鳴らしたと思ったら、アキノリ氏が「ア゛〜ア゛〜」とコーラスらしきものを叫ぶ。そしたら別の曲では3重でコーラス付けたりリバーブ処理したりして。もう訳がわからん。思わず笑ってしまった。小難しくなくて好きです。無条件に楽しいし、長くないから丁度良い(殆どの曲が3分以下って……)。

 ただ、M-6「400,000,000ロック」は、何にも無さ過ぎて逆に頭痛くなってきたけど。メンバーは、こういうの好きでたまんねぇんだろうなぁ……そういうこと考えると、非常に微笑ましいです。

 ヴォーカルは、技術云々じゃなくて、もう完全にキャラクターの勝利!って感じだなぁ。得な声をしてらっしゃる。M-10で熱唱するアキノリ氏は、色んな意味で凄いけども。