(新)「スワンの馬鹿!」

 アンチスパイラルスーパー姫も出てて、ついでに劇団ひとりも出てるんだからそりゃ観るよね! という非常に不純な理由で観た手前、大変に後悔し辛いのがとてももどかしい。一番の山場がエンディングで流れる主題歌で、その他は新聞 4 コマを 1 時間に引き延ばしたような、古臭いというか使い古されたというか、そんなシーンの連発。ちゃんと演技でコメディする分、「暴れん坊ママ」よりはマシだったけれど、純粋に面白いシーンが皆無だったのがツライです。

 っていうか、観ている限り確実に月 3 万以上の生活してるよね。口ではツライツライと言っていたけど、状況として具体的に全く現れてこなかったので、余計独自性が薄くなってた感がありますな。まぁ、具体的にやって貧乏臭い画になるのも嫌だけども。