「ぶっコギ!」(終)

 開始以降、結局一度もスタイルが確立することなく(大竹曰く「何にも覚えてない」)、正にダラダラグダグダグズグズ……なのに気付けば 1 年続いていた奇跡の番組も、とうとう終了。実質さまぁ〜ずボケ倒し大喜利コーナーだった「キャッチ・ザ・モモタロー」が縮小して以降は、僕にとっては専ら「ほしのあき鑑賞番組」でした。

 他のバラエティに出てる時のほしのあきというのは、グラビアアイドル的アピールとバラエティタレント的がっつき強すぎてどうにも僕は苦手なのですが、この番組のほしのあきに限ってはさまぁ〜ずがあらゆる意味でそれ以上に強すぎる為に、それらがフツーのアイドルアシスタントにまで中和されていてものすごーく(ほしのあきを)見易く、「かわいい」という瞬間を見つけてはぎゅんぎゅん好感度上げておりました。さまぁ〜ずと作家とスタッフの男性陣が異様なハイテンションで盛り上がってる中、画面端の方で「混ざりたいけどテンションがついていけなくて中途半端にぴょんぴょんリアクションしてる」姿とかはかなりイイ。

 そしてこの番組で「ほしのあきって結構いいかも……」と思い、その翌日以降、他のバラエティで「いつもの」ほしのあきを見かけてぎゅんぎゅん好感度を下げてニュートラルに、という風にほしのあきに対する僕のバランスを非常に整えてくれる番組でした。これからはずーっとローに止まってしまうのが、残念なのか何なのか……。

 まぁ、「ぶっコギ!」はそんな感じで終わっても「ふ〜ん……」ですが、今期で終わってしまう番組の中で「ナイナイサイズ!」と「モヤモヤさまぁ〜ず」は本気で痛い……あぁ、ナイナイのまったりトークが………大江アナが………哀しい。