「ライアーゲーム」

 戸田恵梨香さんは相変わらずかわいすぎる(黄色い衣装が素敵ですね)のですが、ドラマ本編も思いの外(失礼)面白くて思わぬ拾いものをした気分です。マヌケになる一歩手前でなんとか踏み止まってる感じが素敵です。

 ライアーゲーム関連以外の演出には死ぬほど気が入ってないのが逆に良い。今回の相手の深沢は、結局具体的に歪んだ理由を説明されず、何の深みもない軽い台詞と泣き芝居で出番終了だし、そもそも神崎の「末期ガンの父」にエキストラ俳優というキャスティングですよ。すげぇなぁ、もう「このドラマはここだけ観て下さい!!」という意志が強すぎるぐらい。

 でも、あれこれ欲張るよりは一点集中した方が観られるというもの。実際、秋山によるタネ明かしは、 9 割説明にも関わらず引き込まれたし。次回への引きもムカつくぐらい巧妙で、戸田さん以外にも楽しめそうで何よりです。しっかし戸田さんかわええわー(……)。