「セーラー服と機関銃」

 長澤まさみさんがメガネを外してから視聴意欲 20 %減の私ですが(←馬鹿)、前回からバッタバッタ人が死ぬので「あぁ、これって人とか死んじゃうドラマだったんだ……」と更に視聴意欲 10 %減の私です。

 だってさー、あんな第 1 話だからてっきりコメディだと思うじゃーん。まさかそんな深刻な話になるとは思わないじゃーん。しかも、「コメディの中でシリアスになっていく」んじゃなくて「コメディからシリアスへ完全移行」だなんて思わないよー。だって 360°モンキーズとか出てたんだよ? 分かるわけないだろ!(理不尽ギレ)

 んで、前回のエンジニア組員や、今回の金さんの死に方にしても、なんかなー。その「死ぬために用意されたシナリオ」感がなー。別に良いんだけどさ、そのあからさまな「死んでいくための盛り上げ」というのが、どうにも好きになれんのです。

 そんなわけで、長澤さん観るだけで十分だった前半と違い、シリアス進行の後編にはどうにもついて行きづらいのですが、唯一小市漫太郎の堂に入りすぎの悪役っぷりには完敗。だって部下撃とうが何しようがホントに眉一つ動かないどころか目さえ開かないんだぜ? こえーよー。久々にやって来たドラマの魅力的悪役であります。これに比べると、緒方拳はあまりにも「黒幕!」って感じで惹かれないんだよなー。どうせなら小市が出し抜いて、最終的にラスボスになってくれないかなー。