ドラマまとめて感想。

 諸事情により、このままひとつひとつまとまった感想書こうとすると「結婚できない男」のときみたいにズルズル先延ばしになってしまいそうなので、短くまとめて失礼します。

僕の歩く道

 三浦が一生懸命輝明の能力を説明しているときの、輝明の「チクってんじゃねぇよ」はあまりにもタイミングが良すぎて、何だかグッと来てしまいました。母親の迷いや、「心配してない」と言われたときの妹の顔や、嬉しそうな自分の職業を言う輝明など、他にも色々グッと来た場面はあったけれど、後から思い返すとここばかり思い出します。こういう何気ないシーンに力があるのは素晴らしいと思いました。

14才の母

 とにかく高畑淳子恐るべし。この間の「さんま御殿 SP 」で息子と騒いでいた人と同一人物とはとても思えない貫禄。一見して頼れそうな雰囲気。何気ない一言に込もる説得力。う〜ん、素晴らしい。こういうところでステレオタイプに走らないドラマには本当に好感が持てますな。それに相対する未希も、雰囲気に流されるのではなく、しっかり「産んじゃダメですか?」と訊いたり、母親に「怒ってもいいから何か言って」と言ったり、単純な流れに乗せてない感じがして好感。

 対して、娘の前ではブチキレて、いざ乗り込む際には尻込みする生瀬さんにはハマり過ぎてて逆に笑っちゃってホントすいません。

嫌われ松子の一生

 開始 15 分ぐらいでなんか面倒臭くなって「コトー」にチャンネル変えてしまいました。だって揃いも揃ってダメ人間なんだもの。ダメ人間ならダメ人間なりに愛すべきところあれば別なのに、全員ダメなだけでしょ。どこ楽しめっつーんだ。

Dr.コトー診療所2006

 またすっごい簡単にベタに解決するなぁ……。何か、彩佳の病気のお陰で変にテーマ性が出来て、前シリーズにも増して説教臭くなってる気がするわ。個人的には、そういうのは本当に何気ない日常の一コマから、なんとなーく浮かび上がってくればそれで充分なドラマだと思うんだけどなぁ。続編ともなるとしょうがないのかね。