「やぐちひとり」

 先日、再び矢口真理さんの友達・通称「ムロちゃん」「大ちゃん」と食事会に行ったというやぐちひとり。そこで、劇団ひとりはムロちゃんと異様に仲良くなったそうで、食事会の後、劇団の家にて男二人で美少女画集を眺めていたとのこと。

 「(この画集に描かれている女性は)理想」「世の中の男は全員買うべき」「これ買って理想をどんどん上げちゃいなよ!」「現実ばっか見ないでさ!!」と息巻く劇団に、呆れ気味の矢口さんは「彼女ができなすぎて……」と何かを言いかけると、劇団すかさず

「いや、逃げてますよ

カッコイイ!(え?)

 久々のエンタメ相談のメールに関連して「タイムマシン」で盛り上がるやぐちひとり。劇団は過去に行って、江戸時代で活躍し、その時代の姫と恋をし、泣く泣く別れて現代に戻り、現代での高校の古典の授業でその姫の和歌が紹介され、その中に自分の名前が入ってる、みたいなことがしたいらしいです。これを聞いた矢口さん、呆れてるんだか感心してるんだか分からない調子で

「このベストセラー作家が……

君、バカにしてる? 因みに矢口さんは「未来のすごい文明が見たい」というフツーの内容でした。

 というわけで、サイエンスライター竹内薫さんを招いて「タイムマシンは可能か?」という話を聞くことに。竹内さん曰く、加速度さえ強くすれば(時間が遅くなるので。宇宙に時間は無限にある)未来に行くのは容易だが、人間の体がその加速度に耐えられる範囲だと 1 秒未満しか未来へ行けない、とのこと。それを聞いた劇団は「意味ねぇなぁ〜」と落胆し、その時間で行えることとして

「辛うじてじゃんけん後出しできるぐらい?

その直前にはもの凄い加速をしているじゃんけんって。

 更に、竹内さんが持ってきた英語の論文が難しすぎたため、簡単に映画「コンタクト」より派生して「ワームホール」の話題へ。ワームホールは空間と空間を繋ぐ架け橋のようなチューブのこと。竹内さん曰く、「ワームホールはありとあらゆる場所に無限にある」のだそうで、その言葉に痺れる劇団。そして、「そのワームホールは原子より小さい」と聞いた劇団、

「俺、もの凄いちっちゃい物見れる先生知ってるんです!

電子顕微鏡の先生! 出番ですよ!

 最後は、「この映像は HDD や DVD などで永遠に残るはず」という前提の下、「未来人の皆さん、タイムマシンでこのお茶の水に来て下さい」とメッセージを送ることに。出てくるテロップも「住所は同封のメモを見て下さい!」と番組ぐるみでノリノリです。しかし、結局未来人は現れず、図らずも「タイムマシンは完成しない」と立証される結果に。

 落胆しながらやぐちひとりが去った後、後方のモニターの背後から銀のカツラを被ったやぐちひとりが登場し、「誰もイナイゾ」「時間の無駄ダッタナ」と言い合う、という非常に前時代的なミニコンで幕。お前ら楽しそうだな。

 ……ハッ! しまった! 「結末は誰にも言わないで下さい」ってテロップ出てたのに書いちゃった!