「ヤングタウン土曜日」

オープニング

 「まんま」での長澤まさみさん出演部分が何故か評判が良かったらしく、前日(「まんま」放送の翌日)も長澤さんがわざわざ自分の収録が終わったのに、さんま師匠が来るのを待って楽屋に挨拶に来てくれたんだそうです。

 当然、こういう社交辞令社会に出て 30 年以上経った人とは思えない好都合解釈するさんま師匠。楽屋での風景(「昨日観たか?」「お前かわらしく映っとったやないか」と声を掛けて、それに返事する姿がかわいかったとか。バーカ)を喋った後、

「あっちもねぇ、歯痒いと思うわ

長澤さんは分かりませんが、既に僕はあなたが歯痒いです

 「どの方向で歯痒いんですか?」と疑問大爆発のショージさんに、「まんま」の様子を解説するさんま師匠。

世間も『さんまさんのこと好きじゃなんじゃないですか?』と言うぐらいの仕上がり

どこの世間? ねぇ、それどこの世間?

 更に、長澤さんのお父さんがサッカー関係者だということを「その関係で小さい頃から(サッカー関係の仕事をする)俺を観ていたはず」と決めつけWOWOW の CM で自分の発言が元で他の CM 収録をズラして急遽共演が決まったことを回想し、ひとり悦に入る変態。そんな変態にショージさんが「(ズラした方と合わせて)ギャラ二倍貰えますからね」と茶々を入れると、変態はショージさんを「君みたいにケチ臭い発想じゃないの」たしなめ、こう一言。

そっちが無くなってもいいから、俺とやりたかったんやろな

いつの間に本人が希望したことに?

 話は再び楽屋に挨拶に来た長澤さんに戻り、「私服がかわいかった」と再びニヤける変態。ショージさんの「顔、半分ぐらいしか見えなかった?」というよく分からない茶々をテキトーに流し、「待ってた」ということは「切ない」「いじらしい女心」とどんどん都合良く解釈を勧める変態

 挙げ句、「その内、週刊誌に……」と言い出したところで、我慢できずに吹き出す藤本美貴さん。うんうん、気持ちは分かるぞ。その様子にカチンと来た変態でしたが、変態が怒り出す前に、ショージさんが藤本さんをこう戒めます。

「聞いてあげてってちょっと。さんまさん今、夢物語言うてんねやから

夢は寝て見て欲しいもんです。

 これに怒ったさんま師匠、「エロバイクをやり出してから 10 代にモテている。だからまだ 10 代の長澤にもモテる筈」という気が遠くなるほど根拠がない自信を振りかざす変態に、再び吹き出す藤本さん。するとショージさんが再び戒めます。

妄想の中に入ってんねやから

玉井さん「有り得ない話で楽しんでるんですから」。妄想は部屋の中でやって欲しいですね。

 これにムキになった変態は、「知らんぞ?」「長澤まさみちゃんと付き合っても知らんぞ?」「長澤が料理作っても食べさせてやらん」と中学生レベルの仮定話をし続けた後、更に「まんま」での活躍振りを熱弁。

 「何を言ってもやってくれた」と言う変態の言葉に、ショージさんは「忠実ですね〜!」と感心し、更に

松っちゃんと一緒や!

そこと並べちゃ駄目。

 まだまだ「まんま」での長澤さんを語り続ける変態。藤本さんや高橋愛さんを「(長澤さんは)やりよるもん!」「芸能人として差は無いやろうけど、女としては差はある」と徹底的に長澤さんを引き合いに批判した後、「まんま」で長澤さんは「充分笑わせてた」と語る変態。

 僕のような素人の目には、変態オヤジが大喜びで公共の場でセクハラを働いているようにしか見えなかったのですが、変態曰くあれは「台詞を言わせてドーンとウケる」パターンに導いてあげたんだそうです。曰く「俺が変質者のおっさんのフリをするトーク。相手が立つように」とのこと。どう見ても変質者そのものだった気が致しますが、変態的には「フリ」なんだそうです。

 しかし、流石に「それは損したけどねオンエア的に」と自分の醜態に自覚はあるようで、曰く

「とても娘には見せられない

じゃあ改めろよ。

 が、再び変態は妄想の世界へと突入し、藤本さんと高橋さんのやらなさっぷりを非難しつつ、「(長澤さんは)振り向いたときに同じぐらいの位置に顔があるくらいの身長差が良いんだって」と「まんま」で語った長澤さんのタイプを回想。

 これにいち早く反応し、「顔だけあれば良いんですか?」と茶々を入れるショージさんでしたが、変態は「そんなことばっかり言うとれ一生!」と冷たく突き放します。流石にその態度が我慢ならなかったショージさんは、「あんた変わったわ!」と一喝し、更に怒りに震えながら

あんたそんなことばっか言うてたやんか昨日まで! なんで急に真剣やねん!!

全く同感です。

 更に、藤本さんがこのタイプについて「後ろからが良いんですか?」と訳の分からない質問をしたために、「ベッドで後ろから抱っこして貰って、『寝た?』って振り返ったときに彼氏の笑顔があると良いわけや」と勝手に話を創り出す変態。変態の変態加速は止まりません。

 その上、最近変態は週刊誌に狙われてるらしく(紳助から教えて貰ったらしい)、飯島直子もその所為で撮られてしまったんだそうで、「あんまり長澤長澤言ってると長澤が狙われる」「俺に会うんじゃねぇかと」と完全に要らん心配をする始末。週刊誌業界だってそんな妄想に付き合うほど暇じゃねぇよ。

 最終的に、玉井さんが「狙ってるのは CTU 」と口走った所為で、変態は自身を「恋のエロリストで、恋の CTUジャック・バウアーに狙われる」というよく分からない設定を作って盛り上がってオープニング終了。どうかこの人がホントに捕まりませんように。

前略のコーナー

 長澤さんが現れて以来、藤本さんと高橋さんが女に見えないと言う変態(「今まではもしかしたら女として見てるかも、と思ってた」という要らない告白付き)。そんな変態に、「今は何に見えますかぁ?」と完全に気の入ってない声で高橋さんが訊くと、変態は

こういう形の生きもんや

既に「人間」とすら言ってあげないのか。

 ショージさんの「あと一週間ぐらいしたら自分らがシンデレラに見えるって」「やっぱ藤本と高橋がええわーってなるって」という茶々も受け流し、R.N. レッドホットチリペッパー・ニッパー・俺デッパーさんからのメールが「アタックし続けて下さい」という余計な応援メールだったため、より調子に乗る変態。

 「スタイルが良い」「 D か E はある筈」と、本人の居ないところでもセクハラまがいの発言を繰り返す変態に、流石に痺れを切らせたショージさんが「たまには前の子も誉めてあげて」と囁きます。しかし変態は「誉めるところがない」と一蹴し、その理由として

長澤まさみ近付いてしまったから

どこが? ねぇ、どこが近付いたの?

 某音楽番組で「よく人前でパンツの食い込みを直している」と暴露されていたという藤本さん。しかし、スタジオでは「座っているから食い込まない」とのことで、未ださんま師匠はその現場を目撃していないそう。しかも、履いてるのは「普通のパンツ」とのことで、さんま師匠はこう質問。

深いんか?

あんた何訊いてんの?

 藤本さん曰く、「衣装でスパッツなどを履いたときに食い込む」んだそう。っていうか、曲がりなりにもアイドルが「パンツが食い込む」って連呼する番組ってどうよ。それを聞いたさんま師匠は、「 T バック履けばええやないか」と提案。その理由として「食い込み易いケツの形しとんのやろ?」とセクハラ開始。最終的に

ちょっとケツ見せてみ?

訴えられたら負けますよ?

 ショージさんの名前を所ジョージ」と読み間違えるというハプニングがありつつ、「前、高橋さんはショージさんが好きだと言っていた」というメールが到着。高橋さん曰く、「ショージさんは理想」とのことですが、藤本さんは「優しいからですよ!」と一笑に付します。意外と酷いなお前。

 そんな高橋さんに、さんま師匠は

「それはバカにした優しさだと分からへんの?

それ言うな。

 「今までは『ショージか……』って悔しかったけど、今は長澤まさみ居るから全然」と語るさんま師匠。悔しがられてたことにビックリする高橋さんとショージさんをよそに、満面の笑みで「皆さん、どうぞお付き合いして下さい」と語るさんま師匠に、ショージさんは「誰かなんとかしてあげて」と“誰か”に懇願。

 するとさんま師匠は、なんと前の二人に「アップフロントから手ぇ回して東宝に話付けてくれないか」と打診。更に、「(二人の)マネージャーも長澤まさみの方が良いって思ってる」(マネージャー何故かスタジオ外で大爆笑)と理由を付け出します。

 挙げ句、

俺と恋人役のホン書け

と頼み出す始末。あんたは中学生か。

 ショージさんも「長澤さんの家の周りを自転車でウロウロして長澤さんの乗った車に轢かれる」という案を出しますが、これは却下。さんま師匠曰く、「仕事モードに入ると、ゲストを女として見られない」とのことで(番組で口説いたりセクハラしたりしてる人の発言とは思えません)、次の共演の機会には悩んでるそう。

 最近、「涙そうそう」のプロデューサー・八木と密談した際も、「新しいドラマ、長澤まさみなんかとどうですか?」と振られた際、平常心を装ってウソ臭い眉毛( by 藤本さん)で話を聞いたものの、その設定が「親子」と聞いて却下にしたそう。本人曰く、どうしても「恋人」じゃないと嫌だそうです。バーーーーーーーーーーカ

 曰く、「親子」で共演した上戸彩から未だに「お父さん」と呼ばれているのが原因らしく、「それ以上は絶対行かない」とのことで嫌なんだとか。しかし、これをポジティブに考えてあげたショージさんは、「親子いいじゃないですか」と、こう提案。

『一緒に風呂入ろ』とか

社会的に死にますよ?

 しかし、こんな提案さえ「風呂入ってもお父さんとして入ってしまう」と訳の分からない理由で却下し、ドラマで「好きだ」とか台詞で言わせて感覚を麻痺させたいんだそうです。お前は恋愛ドラマ見る度に「絶対こいつら付き合ってるってー!」って騒ぐ馬鹿な中学生か。

 というわけで、さんま師匠ご希望のシチュエーションは、「義理の親子で、娘が父親に恋してしまう」というものだそうです。一回死んでみないと治りませんか。この後も「共演したい」「電話番号交換したい」「上手いこと行ったらオーストラリア連れていく」など、変態の妄言は続きましたが、もううんざりなのでこの辺で打ち切りとさせて頂きます。あぁ、どうして 5 年前に安倍なつみさんと付き合ってくれなかったんだろう……(←結局自分もイタいリスナー)。

ヤン土ボケ講座 featuring ショージのコーナー

 玉井さんの声が裏返ったコールでスタート。

 今週の宿題は「た」行。藤本さんの作品は

「た」…玉井さんと
「ち」…近くにデートに出掛けたら
「つ」…ツッパリに絡まれて
「て」…てっきりに玉井さんが助けてくれるかと思ったら
「と」…とっとと逃げてった

さんま師匠評は「綺麗に作りすぎ」。更に藤本さんの「玉井さんはごっちんが好きなんですよね」という言葉に何故か乗ったさんま師匠が「長澤まさみが好きや」と告白、続けて師匠に促されショージさんも「高橋好きや」と告白(高橋さん「やったー!」)、というよく分からない流れが展開され、高橋さんが披露した(評は「メリハリが無い」なので割愛)後、「藤本のは告白」とイジられて最終的に玉井さんが赤面と発汗で大変なことになりました。どんなオチだ。

 本編はショージさんも含めてダメダメでした。

 最後に、GAM の CD を渡そうとする藤本さんに「勘弁してくれないか」と懇願するさんま師匠。曰く、部屋にはアップフロントの商品が膨大になってるそうで、写真集などは先日サインの部分だけ切り取って全部捨てたんだそうです。これには少々憤りを隠せない二人ですが、さんま師匠に「なら持ってくんな!」と言われて撃沈。可哀想に……。

 しかし、そんなさんま師匠をよそにショージさんは「貰うのはいいけど……」と一言。

これ入れる本体買うて欲しいねんな

切実!

リスナーを癒せませんのコーナー

 なかなか出来ない高橋さんに、さんま師匠

「お前 GLAYサイドギター

すいません、全く意味が分からないです

 結果として、長澤さんへの対抗意識(?)から、藤本さんはなかなかの好成績でした。

カラオケ BOX さんちゃま

 「青いイナズマ」の替え歌で「若い長澤」。

エンディング

 玉井さんがナタリー・ポートマン若い頃が好き、それぐらいの年の生意気な子が好き、みたいな話。再び藤本さんとの仲を弄られて赤面と発汗で大変な玉井さんでした。さんま師匠曰く、「一回でいいからカップル誕生して欲しい」とのこと。だから安倍さんと(略)。