「ウルトラマンメビウス」

 仮想空間にゼットンのデータをシュミレートしたら暴走しちゃってあら大変、みたいな話。

 ゼットンに対抗するため、同じく仮想空間に送り込んだ仮想メビウスを送り込んだ際、メビウスのビームを吸収し打ち返したゼットンの攻撃を受けてゆっくり倒れるメビウス、というシーンが初代ウルトラマンそのまんま引用でした。見上げるアングルで、逆光を受けながら倒れ行くウルトラマン、という名シーンですね。

 そんで、その後ホンモノのメビウスが仮想空間に乗り込む際のシーンは、なんとグリッドマン」のパロディでビックリ。電線(?)を光が辿っていき、チューブ状のものを駆け抜けていくあの映像ですね。

 こういうのを観て、「うわぁ! 懐かしい!」ではなく、真っ先に「やりたい放題かよ……」と思ってしまったところに、この番組への自分の感情を改めて感じられた次第です。映画も結局観ませんでした。