「ヤングタウン土曜日」

オープニング

 メロン記念日斉藤瞳さんが「ポッチャリ系の人」がタイプ、という話から先週話した JJ モデル(堤下に告白した人)がジャイアンのファンだったということを思い出すさんま師匠。更にいまるさんがジミーとジャイアンが好きだったから心配、と語ると突然ショージさん、

「止めてドラえもんの話。落ちたから

なんとショージさんはジャイアン役オーディションも受けてたそうです。ショージさん……。因みに、ショージさんがドラえもん役を落ちた主な理由は関西弁がキツいからだそうです。

前略のコーナー

 メールの「前略」の部分に、何の前触れもなく「柴田さんの顔と体型が最近ポンキッキガチャピンに見えてきた」と書かれた柴田あゆみさん。ショックを受けた様子を見て、さんま師匠は軽くスルーしようとしますが、柴田さん

ガチャピンネタもう終わりですか?

お前の姿勢が分からん。

 それをきっかけに「最近、ガチャピンって言われる」ということを誰も訊いてないのに延々喋る柴田さん。そんな柴田さんに、さんま師匠は

「(ガチャピンは)要するに地球上のバケモノですからね

「子供達のアイドルですよ」とは、今週のゲスト村田めぐみさんの弁。そうだそうだ!

 似てるかどうかは各自の判断でどうぞ。

ひとつオマケ入れておきました。

 そんな村田さんはリスナー曰く「メガネキャラ」とのこと。この収録では掛けてなかったそうですが、ステージとか CD 出すときとかは掛けていて、本人曰く「知的なイメージを付けたくて自分で提案した」んだそうです。貪欲ですね。

 ショージさんが「評判はどうなの?」と問うと、村田さんは「良い」と断言。その具体例として

『どこでメガネを購入されたんですか?』とか

玉井さん「それ、メガネに対する反響」。ごもっともー。しかも最近は掛けてないそうです。どこがキャラだよ。

 そんな村田さんに対し、日常生活では老眼のためメガネを常用しているさんま師匠。本人が「カッコええらしいよ」「評判が良い」と嘯いた上、「星野監督から高くて良いものをいっぱい貰った」と言ったため、やたら食い付くメロン記念日の二人。挙げ句、「今度掛けてきて下さい」と打診。

 村田さんに至っては「『メガネ男子』という本も出てる」と具体的に責めにかかりますが、さんま師匠は消極的。曰く、「イメージが変わってしまう」「メガネを掛けると知的に見えてしまう」とのことで、

「俺らは張り芸教室ですからね

因みに、私見ではありますが、少し前の「生きとる」で観たさんま師匠のメガネ姿は、なんというかアメリカ人が描く典型的日本人という感じで、少なくともカッコ良くはなかったです。

 何をやっても中途半端で終わる柴田さん。そこで、「同じメンバーとして柴田さんの秀でているところを教えて下さい」という割と酷い質問が村田さんに到着。その質問に真摯に答えようとした村田さん曰く

「柴田くんは、漫画を読むのが凄く速いですね

正直に「無い」って言ってやった方が幸せだよ……。

 しかし、特に否定もせず乗っかった柴田さんは「最近、リリー・フランキーさんの『東京タワー』を 1 日で読み終わった」と自慢。が、さんま師匠はその「リリー・フランキー」「東京タワー」という二つの単語の方に過剰反応し、柴田さんに説教を開始。

リリー・フランキーさん言うたらアップフロントの敵やで
「事務所の人、絶対喜んでないわ
テンション下がること言うな!
吉本まで嫌な思いすんねん『東京タワー』って言うことで!
「そうなったらそれでまた俺が欽ちゃんのモノマネしなきゃいけなくなっちゃう!!
「凄い因縁やねんであれ。ラジオでは言えないことも……」
「言うな『東京タワー』って軽はずみに!!

お気付きの方は多いと思いますが、一番軽はずみに触れまくってるのは圧倒的にさんま師匠です。あんたはホントに学びませんね。

 「藤本・高橋」コンビを蹴落とすために、「自分達のセールスポイントをアピールして下さい」というメールが到着。しかし、何をやっても中途半端な柴田さんは、過去の経歴を振り返っても全てマイナスポイントにしかならないという偉業を達成、しょうがないので「やる気」をアピールするも、「やる気が空回りしてるからね」と師匠に一蹴され、挙げ句の果てに

ホンマにガチャピンに見えてきたわ

僕も柴田さんの声が聞こえると脳内で自動的にガチャピンの顔になります。大変だ!

 対して、「アピールポイント」を訊いているのに何故か今までの出演遍歴やら「昔からレギュラーを狙っていた」「オープニングから頑張っていきたい」と微妙にズレた発言を連発する村田さん。そんな村田さんに、さんま師匠

脳がおばちゃん化しとるんちゃうか

「脳」て。

 その後も、おばちゃんというかお婆ちゃんみたいなトーンとリズムで、更には「前略」を「ぜんにゃく」と入れ歯使用者のような噛み方をしながらズレたトークを繰り返す村田さん。一同は、呆れを通り越してちょっと驚きの領域に突入します。

 柴田さん曰く、村田さんはどうしても黙っていられずに相槌を打ってしまうらしく、その相槌がリズムを狂わす上にカブるそうです。ショージさんが「マネージャーはどう言うてんの?」と訊くと、外のマネージャーが頷いて

どんどん打ちなさい

何その過保護。

 本人曰く、相槌は我慢できないそうで、やらないと「私はどうしたらいいの!?」となるそうです。どんな禁断症状だよ。因みに、その「我慢できない相槌」の代表例として、さんま師匠が「歴代で一番相槌が上手かったアシスタント」として、昔ヤンタンのアシスタントだった「大津びわ子」を挙げたときのこれ。

凄いですねぇ、その方ねぇ

お前は松尾伴内マイルドか。

 段々そんな相槌が気に入ってきたのか、ショージさんは「それが良い所」と誉め始め、さんま師匠も「ヤンタンでは許してあげる」と許可。その代わり「メロンのラジオではやめてあげて」と頼むと、隣で柴田さん大喜び。さんま師匠利用されてます。

 柴田さんにとっては、前回共演したときも村田さんの相槌問題を取り沙汰したのに、それを喋ってる最中に「ふん、ふん」と相槌を打たれて全く意図が果たせなかったため、ようやく願いが成就した形になりました。

 が、次のコーナーで村田さんの相槌は即復活しました。

ヤン土ボケ講座 featuring ショージのコーナー

 今回も玉井さんがアレルギーに苦しんでおしっこに行ったため、今回は柴田さんがタイトルコール。その際、「featuring」の発音が妙だったため、「お前どこ出身や」とちょい弄られましたが、すぐ終わりました。天然さえ中途半端な柴田さんが素敵です。

 なんと、メロン記念日のラジオで「あいうえお作文」をやっていることが村田さんの証言で判明。柴田さんが如何にこのコーナーでダメかを聞かされた村田さんは

どうしたのいつもの柴田くんはぁ〜?

と発言。

 故に期待値が若干上がりますが、すぐにそのコーナーはひとりでやる上に自分達で採点していることが判明。そのことから想像される事態と全く相違なく、驚くほどにダメなメロン記念日

 しかし、圧倒的にダメな柴田さんに比べて、口調と相槌と変な間で変な味になってる村田さんには、流石のさんま師匠もショージさんも説教できず苦笑するばかりです。因みに回答そのものは柴田さんと五十歩百歩でした。

 あまりにもアレな出来だったので、「ひとりやったら上手いこといくわけ?」と試しにラジオ企画通りに「さ」行で村田さんにやらせてみるさんま師匠。その回答は

さ……さぁ始まりました!
し……静岡からやって来ましたよこの人!
す……鈴の鳴るような声で
せ……蝉にも負けないこの声量
そ……その人の名前は言えません

お前帰れ

 この惨事の柴田さんの言い訳は、

野球やってる時期しかやってないんですよそのラジオ

すげぇ番組があったもんですね。

 呆れ返ったショージさんが「ディレクターはどう言うとんねん!」と訊くと、柴田さん即答で

『ワッハッハッハ』って

責任取れそのディレクター。

リスナーを癒せませんのコーナー

 開始早々さんま師匠が吐き捨てた「絶対ダメでしょうね」という言葉を寸分も裏切らない内容でございました。村田さんに至っては、名前を読むだけで「その読み方が嫌」「古い」と糾弾される始末です。その極めつけは、ショージさんの

「お前らカラーでは流されへん

まさかのモノクロ。チャンネルはきっとダイアル式。

カラオケ BOX さんちゃま

 「夏のお嬢さん」の替え歌で「メロンの柴田さん」。柴田さんが歌いました。内容は「何もかも中途半端だけど能力は 10 倍」というものでした。歌い終わった後、柴田さんは真っ先に

音を一個下げて貰いました

どうでもいいです。

エンディング

 「気負いすぎて自分が出せなかった」という村田さん。自分的には「『やったー!』という確信が得られなかった」そうです。そんな村田さんにさんま師匠は優しく

我々も一緒です

おめでとうございます。

 さんま師匠は「村田はみんなをガックリさせるトークが魅力」と解説。村田さんは一瞬「これでアピールポイントが出来た」と喜びますが、すぐに師匠に「でもディレクターは好まないですよね」と一刀両断。がっくり来た村田さんに柴田さんは

自信持って

何に?

 更に「新しい引き出しを見つけたい」と村田さんが言えば、柴田さんは「 7 年間一度も見たこと無い」と言い、地味に言いたい放題だった柴田さん。が、最終的には自分達の 2 時間生放送ラジオの内容説明をしようとして書き起こせないぐらい全く意味が分からないという偉業を達成して、見事な尻切れトンボで終わる辺り、素晴らしいコンビネーションで御座いました。当分はいいです。