「やぐちひとり」

 メールで「夢」を問われた劇団ひとりは、「サクセスストーリー漫画にされること」と回答。しかも「やぐちひとり物語」と提案。というわけで、集英社「マーガレット」の編集者・三輪さんが来客。何でもかんでも早いね、流れが。

 編集者が登場しても「今までポシャってる企画って結構多いんだよね」と慎重になりつつ、

「僕は、ベストセラー作家ですよ?

というわけで、曰く「読者のニーズを掴んだ」やぐちひとり物語の草稿を作ってきた劇団。早いね、仕事が。

 その内容は、割と既にちゃんとした文章になっているものの、「漢字が読めない矢口」と「表では陽気、裏では努力家、そして名台詞連発の劇団」という非常に分かり易いサクセスストーリーでありました。矢口さん曰く、

「完全に(色が)付いてるじゃないですか

ほら、漫画だから。

 この草稿を聞いた三輪さん、「読者の心を鷲掴み」と言い、

「寧ろこちらからお願いします

早いよ話が。

 後半のゲストはやたら声の高いシンガー・SHOWTA.。最初男だか女だかよく分からんかったよ。曰く、セリーヌ・ディオンの歌も原キーで歌えるそうですよ。明日(つまり今日)デビューということで、素人最後の夜(by 矢口さん)の出演です。

 そんな新人に教えるのは、なんとワイプリアクション。「ヨッシー先生」なる謎の人物が小粋なダジャレを挟みながらサラダを作る映像を観ながら、ワイプで抜かれる表情を意識する練習だそうです。劇団曰く、

「ウチらワイプタレントとして……

その後、矢口さんによるワイプでリアクションしないとどんどん抜かれなくなる説が展開され、やぐちひとりワイプ芸が披露されました。何故ここで一気にダイジェスト気味に書いているかというと、オチは「あ、ミュージシャンだった」というなが〜〜〜い茶番だったからです。以上。