「轟轟戦隊ボウケンジャー」
「お前にもナスをやろう」には笑った。というか、生のナス食って「悔しいけど美味い」ってホントか?
「ブラックとシルバーの対立」と聞いて、てっきり「前回、イエローに優しくしてもらったシルバーにブラックが嫉妬して……」みたいな話だと思ったら、フツーに「同族嫌悪」系の話でした。そりゃそうだよね……。だって、ほら、「お前がかわいかったからだ!」以来全然進展無いからさぁ、てっきりそういう話なんだとばかり(言い訳)。
でも、ブラックとシルバーの対立は結構面白かったです。「黒いの」「銀色」と呼び合うのも良いし、最初の言い合いが「光りやがって!」「じゃあお前も光ってみろよ!」「光ればいいってもんじゃないんだよ!」だし、ベタだけど歩きの競争とか、「俺もこっち。じゃあな」とか、楽しく見せてくれて満足。
ただ、最後は雑だったなー。「アルティメットダイボウケンが戦ってる間、シルバー何してたんだよ?」っていう。またアルティメットダイボウケンのミニチュアのショボいことショボいこと。アルティメットダイボウケンのあっさりとしたやられ方も含め、ちょっと流れ作業過ぎた。アルティメットダイボウケンの方に乗るサイレンビルダー、って画は良かったんですけど。
オチは、キュウリとナスを奪い合う二人や、イエローの「二人ともガキだ! お子ちゃまだ!」って台詞は良かっただけに、そこに至るまでの過程がもうちょっと欲しかった感あり。