「ヤングタウン土曜日」
オープニング
年を経る毎に誕生日が嫌になるというさんま師匠。曰く「気付かない内に通り過ぎて欲しい」という希望があるそうですが、続けて一言
「本人もまた『誕生日やねん』って言うてまうからね」
まずそこから直せよ。
というわけで、7 月 1 日でとうとう 51 歳になられたさんま師匠。今年もやっぱり、ケーキには自分で火を付け、自分で歌を歌って誕生日を迎えたさんま師匠であります。
さんま師匠的には、誕生日を丁度跨ぐ形で行われる「ドイツ vs アルゼンチン」というカードが最高の誕生日プレゼントだそうで、それを聞いたショージさんは「仕込みました」と即答(そして便乗する藤本美貴さん)。ショージさん曰く、「いつも色々やって貰ってるのに、何にもしてあげられないから……」と
「取り敢えず、やったってくれって」
どんな権力者?
どうでもいいですが、今回のタイトルコール、さんま師匠があまりにも突然に始めたので、「MBS! ヤーング」の部分はさんま師匠ひとり、「タウン!」の部分は辛うじて藤本さんだけ言えたという、何だかよく分かんない感じになってました。
さんまさんへのプレゼントのコーナー
まずは藤本さんと高橋愛さんからのプレゼント。
ひとつめは「柑橘系の入浴剤や石鹸」のセット。二人は「私たちは好き(な匂い)です」と何故か自信満々ですが、さんま師匠は著しく反応が鈍く、ときどき思い出したように「ええ匂いやね……」と呟くばかり。ついには、フォローのつもりで「いいですね」と言ったショージさんに
「ええかなぁ……?」
と呟いてしまい、撃沈。尚も抗議する二人に、ショージさんはさんま師匠の代わりに最後通告。
「まぁ、プレゼントとしてはすべっとるわな」
初っ端からかよ。
ふたつめは「ピアッサー」。ピアスを開ける機械(?)です。これには興味津々なさんま師匠、「これで開けんの?」「痛くないの?」「病院で行く場合もこれ持ってくの?」と矢継ぎ早に質問します。
こんな興味津々のさんま師匠に、二人は「一瞬ですよ」「病院行けばいいですよ」と色々と助言しますが、最終的には完全にビクつくさんま師匠。その内、「べろべろになってから開けようかな」と言い出し、そこをすかさず玉井さんに「酒飲むと血いっぱい出ますよ」とアドバイス。
しかし、さんま師匠は
「俺、血は平気やねん」
曰く「痛いのは嫌」だそうです。小学生か。
その後も「美貴ちゃんがやってくれますよ」「やってあげますよ」と二人から巧みな言葉を掛けられましたが、結局怖じ気づいたまま、今回も「さんま師匠、ピアス開通」は果たされることなく終わりました。ちょい残念。
その他、スタッフからは例年通りの工具(グラインダ)や、ワインの栓抜き、マラドーナの人形、お姉ちゃんへのヤラしい指令を書いた紙を引く UFO キャッチャー、玉井さんからはゴルフ用品やサングラス(女性陣からは好評)、ショージさんからはゴルフソックスなどが贈られました。
そんな感じで様々なプレゼントを貰い、さんま師匠は「みんなお金が無いのに申し訳ない」と完全に特定の誰かに恐縮、そして「正直、お前らより収入あるから……」と言って
「『これ誕生日プレゼントしたいんです』って紙に書いてくれて、俺が買いに行くわ」
どんなシステム?
さんまさんへの恒例の誕生日メッセージ
ディレクター曰く、今年は「渾身の一人」ということで、1 名。残念。そこでそのディレクターの要望で誰からか予想することになったさんま師匠でしたが、「当たってしまう」と言って「大塚愛、長澤まさみ、倖田來未」の 3 名にいきなり絞ります。
更に、「大塚愛ちゃんのような気がする」とより絞り、その根拠としてさんま師匠は
「それに大塚愛ちゃん、自分の DVD の宣伝あるし」
せ……切ない……っ!
メッセージは、さんま師匠の予想通り、大塚愛から。しかし、さんま師匠の予想に反して自分の DVD の宣伝は一切しなかった大塚愛。偉い!(因みに、安倍なつみさんは昔、誕生日メッセージにかこつけて自分の宣伝ばっかりして怒りを買ってました)その代わり、前に「さんまのまんま」で言っていた「いまるちゃんももう年頃なんだからやることはやっている」という発言を再びしていきます。
丁度タイミング良く、いまるさんは帰国してるそうで、更に向こうからの台湾出身の男友達も一緒に泊まりに来るんだそうです。前の奥さんからは「ボーイフレンドじゃないよ」と言われたそうですが、さんま師匠
「どっちでもええがな」
因みに、この後、ショージさんが「ちょっと早いんじゃないですか?」と言うと、さんま師匠は「一緒の部屋ちゃうがな!!」とキレ気味で否定しておりました。更に、その子が泊まるのはさんま師匠の部屋だそうです。お父さん……。
大竹家では、その子をバーベキューパーティでもてなす計画があるそうで、そこにはさんま師匠も「バーベキューが上手いから」という理由で(因みに、予定日は誕生日の翌日)誘われてるんだそうです。
この状況に、心中穏やかではないさんま師匠。因みに、二千翔さんは現在その子のために日常会話英語を練習中だそうです。す……素晴らしい気遣い……! その様子に藤本さんと高橋さんは「お父さんだー!」と何故か大喜び。しかし勿論さんま師匠はそれどころではなく、今のところの心配ごとは
「串で突いてしまいそうなとこあるわけです」
具体的には、挨拶代わりにキスとかした瞬間に シュッ だそうです。どこの刺客だ。
大竹さんからは「見ればそんないい男じゃないから」「そういう関係じゃないってすぐ分かる」と地味に酷いフォローをされてるそうですが、やはり安心はできない様子のさんま師匠。後日談を期待する 4 人に、さんま師匠は静かに
「そのことに触れなかったらお前ら訊くなよ?」
娘さん以外にもその気遣い回せばいいのにね……。
それを承知した上で、最後にショージさんが一言
「そこは戦争にならんようにして下さいね」
血は無しで。
前略のコーナー
リスナー曰く、この「ヤングタウン土曜日」が始まって 14 回目のさんま師匠の誕生日だそうです。 40 歳の頃には日高のり子や平野文がそれぞれ「浅倉南」「ラム」としてメッセージをくれたそうで、その報告メールを受け、その場で現物が流れます。流石にこれは僕も初めて聞きました。
「浅倉南」の方は、キャラは南なのに話す内容は日高のり子としてのさんま師匠とのエピソードというなかなかカオスなメッセージ、「ラム」の方は完全にキャラになったメッセージで御座いました。因みに南の方は「でも、『ひょうきん族』に来たのは日高さんやったけどね」と笑っていたさんま師匠でしたが、ラムの方はニヤけっぱなしでした。
テレビ雑誌で、中居正広が「26時間テレビ」関連でインタビューを受け、そこでさんま師匠をベタ誉めしてたという報告が到着。その誉め言葉にさんま師匠は「結膜炎になって色々分かってきた」とよく分からない話を展開。
「病気して人の優しさを学ぶ」とか何とか言った後、一言。
「ね? 俺病気したことないでしょ?」
あーだからかー(?)。
エンディング
今回、存分に祝って貰ったさんま師匠。そこで「君ら言うといてや」と言うさんま師匠でしたが、即座に「あ、もうやったもんな」と 1 年近く前の話を蒸し返します。が、高橋さんの誕生日がもうすぐそこまで来てると知ると、低い声で一言。
「くそぉ」
祝われっ放し希望かい。
というわけで、51 歳おめでとうございました。