「さんまのまんま」
ゲストは谷原章介さん。
前日、NG を 20 テイクほど出してしまったストレス発散にギョーザを皮から作ってきた谷原さん(さんま師匠「それオカマ発想ですよ」)は、それをまんまのエプロンを掛けてそのギョーザを焼きます。同時に冷や奴も作って、「あちらに運んでくれます?」と優しい口調で頼む谷原さんに、さんま師匠
「谷原くん、良かったら結婚しようか?」
曰く「番組じゃなかったら 3 時間後に抱かれてる」そうです。
ところが、焼いたギョーザは見事に丸焦げ。さんま師匠は「多分おいしだろう、という感想で終わっていいですか」と目一杯気を遣いますが、次に勧められた冷や奴では、谷原さんお勧めのゴマ油で食べたところ「醤油でいいですか」と発言。これにショックを受けてうなだれた谷原さん
「結婚できないみたいだなー」
そんな谷原さんに「豆腐は美味しい」「豆腐の味を活かしてる」とフォローするさんま師匠。谷原さん曰く、「さんまさんのためにインターネットで取り寄せました」とのことですが、それを言うときの仕草がエプロンをパタパタさせるいじけた女みたいな仕草だったため、大受けしたさんま師匠は一言、
「やっぱ別れるわ」
短い春でしたね(?)。
それでもさんま師匠は「男は出来過ぎない方が良い(出来るなら一人で良いから)」とフォロー。すると谷原さんが「彼女が作った料理は絶対食べますか?」と質問。その質問に「その瞬間にどうしても食べたいものを食べたいので、料理作ってくれてもそっち食べたい」と答えるさんま師匠。
曰く、料理作っててもそっち食べたがったら許してくれるような子がタイプだそうで、例えば夜中にきなこを食べたくなって探しに行こうとしたら
「『きなこ頑張れ』とか言う子」
いねぇよ。
更に「留守電のメッセージを、入れられる方のテンションに合わせて『残念無念〜』とか入れて欲しい」とかのたまうさんま師匠を、谷原さんは「応援され好きの甘えられたがりなんですね」と分析す。
そんな谷原さんは、現在なんと 11 クール連続ドラマ出演中。その理由を問われると
「………お金が無いから?」
切実!
そんな切実な理由を聞いたさんま師匠が「振り込んであげるよ月々」と口走ると、「ホントですか!」と前のめりになる谷原さん。そして何故か猛烈アピール。
「毎日ギョーザ作りに行きますよ」
「嫌がっても絶対勧めないですし」
「(『きなこ頑張れ』とか)言いますし言いますし」
「今、応援かな? 甘えかな? って使い分けますし」
「で、ときどき拗ねます」
こんなところに師匠の理想の人が!
今度シアターコクーンで舞台をやる谷原さん。さんま師匠は「その後俺(の舞台)や!」と言いますが、その直後「やっぱ違うかも」と不安になります。そして「コなんとかや」とすげーアバウトなことを言い出し、最後には「コシャーン」と言うさんま師匠。
それに「ありましたね」「ありましたありました」と全乗りする谷原さん。最終的には
谷 原「唐沢さん主演で……」
さんま「キャシャーンやそれは!」
というコンビプレーまで展開します。そんな谷原さんにさんま師匠、
「絶対別れる。帰ってくれ」
勿体ない!(えー)