「やぐちひとり」

 番組記者会見から一年半、とうとう、ようやく、プライベートで飲みに行ったというやぐちひとり

 きっかけは矢口真里さんが行った劇団ひとりの単独ライブ(やってたのか……)。そのとき、矢口さんから誘いのメールを出したそうで(偉い!)、場所を決めることになった劇団は即答でこう返したそうです。

マジックバーを

「盛り上がらなかった場合、マジシャンの所為にする」ためだそうです。こすいよ劇団……。

 しかし、その後矢口さんから一向に時間を決める返信が来ず、待って待って、当日にしびれを切らした劇団が矢口さんに「今日どうするんですか!?」というメールを出し、なんとか待ち合わせ時間は決まったそう。因みに矢口さん曰く、返事が遅れたのは一緒に行くことになったムロちゃんことムロツヨシがなかなか返信してこなかった所為で

向こうがいけないんですよ

一言ぐらい謝まんなさい。

 結局、月曜の 8 時に待ち合わせすることになったやぐちひとりとムロ。待ち合わせ場所には先に劇団は来てたものの、いつ来ても「今来た」って言うためにその辺ウロウロしてて、矢口さんは自分が先に来たんだと思ったんだそうです。こすいよ劇団……。

 しかし、劇団曰く矢口さんは「いかにも『矢口真里」という姿で立っており、その上ムロが遅刻しやがった所為で

四谷の街にね、矢口真里と俺、二人で立ってるわけ!

劇団は慌てて矢口さんを店に誘導しようとしたそうですが、矢口さんは「ムロちゃんを待つ」と主張。そうこうしてる内にやって来たムロの一言目は

「金無いんでタクシー台貸してもらっていいですか

ムロちゃーん……。

 三人で行ったマジックバーでは、やはり最初なのでガチガチで、劇団曰く

ムロちゃん様々だな、と

更に空気を読んでサッとやって来てくれたマジシャンのお陰で、それなりに盛り上がると、矢口さんは

「私はそこでドロップアウトしようと……

会話の途中で平気で欠伸をし、終わればとっととコートを羽織る矢口さんを、当然止める劇団とムロちゃん。矢口さん曰く「まだ最初だから」とのことですが、もうちょっと気を遣ってやってもバチは当たらないんじゃないか。

 そして次に行ったのが何故かジャズバー。が、そこの店主が注文を間違える(カシスオレンジ頼んだのにオレンジジュース持ってきたらしい)し、それを言えば「カリフォルニア帰りで時差ボケでして……」とおじいちゃん店主が言い訳するような最悪な店だったためすぐに退出。

 その次に偶然入ったのが、ギターがいっぱいあって、河島英伍そっくりの店長が居るフォークソングバー。ここが相当な「当たり」だったそうで、飾ってあるギターはお客が勝手に弾けて、他のお客さんも弾いて歌ってしていて

気が付いたら俺も歌ってて

矢口さんも「卒業写真」を歌ったそうで、劇団曰く「良い『卒業写真だった』」と結構盛り上がった様子。そのまま大盛り上がりになっていくのかと思いきや、

「そこら辺からもう覚えてない

 矢口さん曰く、そこら辺で盛り上がってたのに何かが切れたように急に劇団は「帰る」と言い出し、制止も聞かずに解散になったんだそうです。劇団曰く、「ダラダラの流れになるのが嫌だった」そうで、店長に「良いタイミングでしたよね!?」と訊いたところ格好良く親指立ててくれたそうです。次、あると良いね。

 ゲストは映画「青いうた」の宣伝でやって来た若干 15 歳の寺島咲。最初、「(この年代とも)話は合う」と主張した矢口さんでしたが、「ゆびすま」をSMAPと勘違いして敢え無くジェネレーションギャップに撃沈。つか、ホントに「ゆびすま」って何……?

 映画宣伝ゲスト恒例、「映像記憶クイズ」。今回の罰ゲームは「ブルーになる手紙」。今回は全員 1 敗なので全員読む羽目になったのですが、寺島は「名前の総画が林家パー子と一緒」、矢口さんには「海外ロケ不可能」と可愛げのあるものだったのに対し、劇団に送られた手紙は……

「『陰日向に咲く』、阿佐ヶ谷の古本屋で 250 円

誰か買ってあげて……。