「やぐちひとり」

 オープニングは「あなたの愛した数式」。簡単に説明すると数式を語呂合わせを、劇団ひとりNHKの俳句番組風の前口上を付けて発表するコーナーです。今回出た中で、最もレベルが低い矢口真里さんの数式を紹介しますと、

2 (ニコ) + 2 (ニコ) = 4 (しあわせ

あんた、よくこんなもん電波に乗せられるな。

 因みに、個人的に気に入ったのは

(恋は苦難の連続。思いを伝えるべきか悩んで、思い切って告白してみたら……)
970970 (苦難苦難) - 786786 (悩む悩む) = 184184(いやよいやよ

座布団いちまーーーい!

 このコーナーを大いに気に入ったらしい劇団は、

「この企画、どんどん成立させていって、いつかラジオに持っていきたい

ポッドキャーーースト!(?)

 久々に殺人事件が発生。殺されたのはファッションデザイナーで、残された暗号は「-L=L」。凶器は大量の 5 円玉(血痕付着)。推理のポイントは、暗号とそれが示す「 5 円玉を凶器である『棒状のもの』にしたもの」。劇団のキャラ設定は、前回は古畑任三郎でしたが、今回は何故か「太陽に吠えろ!」風です。一応、解答は畳んでおきます。

 紆余曲折あって、なんとか犯人を言い当てた後、やはり今回も犯人役の人は無駄に熱演。それに応えるように劇団も矢口さんの笑い顔などものともせず、犯人に「人に人を裁く権利は無い!」「綺麗な心になって戻ってこい!」と熱演。しかし、その熱演のオチは、残された容疑者(マネージャーと女性モデル)に対する

ご縁( 5 円)がありますように……

お前が出直してこい。

 「-L=L」を、一文字ずつズラして二文字にすると「ヒモ」。つまり、 5 円玉にヒモを通して棒状にしたものが凶器で、犯人はヒモ(ペンダント)を持っている人。