「ヤングタウン土曜日」

オープニング

 始まっていきなり、高橋愛さんがデコ全開なことに対して含み笑いを隠せないさんま師匠。曰く、

子育てに疲れた主婦みたい

さんま師匠と藤本美貴さんの表現を合わせるに、高橋さんはこのとき「デコ全開のポニーテールで、ノーメイクでアホ毛いっぱい」だったそうなので、主婦どころじゃ済まない気がします。

 高橋さんは、「嫌なものは出した方が良いんですよ!」とどっかの自己啓発セミナーみたいなことを主張しますが、さんま師匠は

「そやな、膿やからな

顔面膿女。

 「そろそろ大人のおむつを……」と考えているというある種重大発表をするさんま師匠。ショージさんは、「ワインとか酒とか飲み過ぎるからユルくなってるんちゃいますか?」と指摘すると、それに乗じて藤本さんが「漏らしちゃったんですか?」と質問。それに対してさんま師匠、

「…… 3 回だけですよ

本人曰く、「人間として終わった明石家さんま 50 歳、妻は無し。

前略のコーナー

 オープニングで漏らし話をしたばかりだというのに、タイミング良く「番組中トイレに行った回数」を報告するメールが到着。

 それによると、圧倒的に後藤・柴田の回、しかも現・ボケ講座のコーナー枠前後が多いようです。その上、番組中に話したエピソードだけでも「ゲロしようとしたらうんこ出た」「おなら出そうとしたらうんこ出た」と 3 回じゃ足りないことも判明。なんだか分からないけれど涙が出てきます

 ニューヨーク帰りの高橋さん。先日、某ラジオ番組で新ネタ「田中真紀子」のモノマネを披露し、結構ウケてたそうです。当然のようにその場で披露させられますが、自分でやっておいて「ちょっと待って」「似てない」「ダメだ」と自分ダメ出しし、実際微妙というサイテーな事態に。

 これに一気に不機嫌になったさんま師匠は、そのラジオでウケていたというスタッフに「甘いのぉ〜」とダメ出し、更には

「この送ってきた奴にも責任あるよね

リスナーまで巻き込むダメ出し旋風。「研究します」と高橋さんが出直し宣言しても「研究しても披露するな」「似てても面白味が無い」とボロカスに酷評。高橋さんは「申し訳ないです」「すいません」と平謝り。

 結局、藤本さんが十八番「節子『お腹ビチビチやねん』」を披露させられ、責任を取らされるのでした。最終的に、高橋さんの「田中真紀子」「土井たか子」は封印、残されたのは美川憲一顔マネというラジオでは全く活きないモノマネだけでした。

 先日、ヤンタン終わりの赤坂飯店で、既に食べた春巻きを「まだ来てないよー」と言ってもう二本持ってこさせたというせこいを通り越して哀しくなってくるエピソード(っていうか、下手すりゃ犯罪です)を某番組で披露していたという報告が到着。

 これに関連して「今までやったズルい事は?」と藤本・高橋コンビに質問がされますが、案の定「無いです」とサイテーな反応をしたため、軽くキレたさんま師匠。「話にならんやんけ」と詰め寄るさんま師匠に気圧されたのか、ポツポツとエピソードを出しますが、藤本さんは「測定で身長を誤魔化した」、高橋さんは「拾った小銭を使っちゃう」とヌルいエピソードばかり。

 しょうがないので、ショージさんが「ズル休みとか」と助け船を出すと、藤本さんが「校内マラソン大会」や「スキー大会」を仮病を使って休んだと白状。あれ? ヤンキーですか?

 もっともっとエピソードを引き出すため、さんま師匠はこんな例を出します。

「キスを何回もしてるのに、『初めて』って言ったとか

この例に対して高橋さんは「あぁ……」。あの、その反応は色んな意味でヤバイと思います。その証拠に、この後の高橋さんはいつも以上にぶっ壊れた会話を披露。

高 橋「ズルいんですかそれ」
さんま「ズルいやないかそんなの。お前言ってるやろずっと?」
高 橋「えっ?」
さんま「ずっと言うてるやろ?」
高 橋「ズルいですか?」
さんま「うん」
藤 本「誰に言うんですか(笑)」
高 橋「ズルい
さんま「何言ってんのお前?」
藤 本「意味分かんない(笑)」
さんま「割るぞその頭。そのデコ」
高 橋「割ったら縫って下さいね」

あのね高橋さん、リスナーの邪推は怖いよ?

 そんな微妙に危ない橋を渡った後、高橋さんが披露したのは「遠足で 500 円以内のおやつを 500 円以上持ってっちゃった」というヌルいにも程があるエピソード。流石にさんま師匠も、これにはキレるより失笑

 この後も、「弁当の賞味期限を守らなかった」とよく分かんないことを言い出す高橋さんにこの話を継続するのを諦めたのか、「一人暮らしは賞味期限を守れない」という方向に話し出すさんま師匠。なんでも、マンゴープリンを買い溜めてたら「 2004 年」だったりするそうです。関係ないけども、我が家には賞味期限「 2001 年」の冷凍グリーンピースがあります。怖くて触れません。

 さんま師匠は、「江戸むらさき」とか「ごはんですよ」、「きゅうりのきゅうちゃん」とかが大量にあるお陰で、よく腐らせてしまうんだそうです。さんま師匠はこれらを食べたいがために、スタッフとの食事会を断ることもあるそうです。さんま師匠と言い、松本人志と言い、何で大御所独身芸人はこんな食生活なんだ……。

 さんま師匠曰く、「食生活は弟子っ子時代と変わってない」とのこと。猫まんまとかも未だに好きと盛り上がると、ショージさんが一言

「味噌汁一杯でご飯 7 杯食ったことあるもん

このとき、さんま師匠は所ジョージさんに「さんちゃ〜ん、お金あげなよー」と言われたそうです。あのね、人としてしっかりして下さい

 先日、「ベストジャージスト賞」というよく分かんない賞にガッタスが授賞したとのこと。因みに、これを送ってきたリスナーはショージさんに投票したそうですが、見事落選だったそうです。残念なり。

 さんま師匠的には「ジャージを普段着るようになったのは自分が走り」という根拠の無い自負があるそうですが、その手のファッション賞は一切貰えないそうです。なので、今度はベストノーパニスを目指すそうです。藤本さん、おばちゃんみたいな声で「嫌ぁだぁ〜」、高橋さんは「かわいそう」と何だかもう手に負えません

ヤン土ボケ講座 featuring ショージ

 先週はさんま師匠がトイレへ駆けてしまったわけですが、今週はトイレ休憩にしたくなる回でした。高橋さんに至っては、いつも通り「決め打ちすんな」と言われれば

「決め打ちしましたかな?

長老みたいなことを言って「『かね?』って言おうとしたら『な?』が出ちゃいました」と言い、「ルッコラ」を「ルンコラ」と言い間違え、「ルナソル」「ルミナス」と自分でも意味が分からない造語を繰り出し、最早日本語さえ喋れなくなる始末。

 最終的に、さんま師匠に「来週からはデコ出すなよ」と言い渡されますが、高橋さんは

「でも、こっから出るんですって、エネルギーが

さんま師匠に「出てへんやんけ!」と言われると「出しますけど」と反論する高橋さん。うん、高橋さんの言いたいことはよく分かったからちょっと病院行こうか?

リスナーを癒せませんのコーナー

 あまりにも出来ない藤本さんにさんま師匠、

「なめてんのか夜の生活を!

高橋さん何故か半笑いで「なめてないですよ」。大丈夫? 事務所的に大丈夫?

 台詞どころか、名前さえまともに読めない高橋さんは、こう白状。

「あたし滑舌悪いんですよ

さんま師匠「致命傷やないかい!」。

 このコーナーで、高橋さんは「ホントすいません」三連発という新技を開発しますが、結局台詞の向上には結びつかず。藤本さんが直球でハードな台詞を宛われたお陰で誉められただけに、余計に高橋さんはボロカスのグズグズ。

 結局、何にもならずに敗退した高橋さん。さんま師匠が代わって藤本さんに「すまんなぁ」と謝ると、何故かつられて高橋さんも「すまん」と謝罪。ショージさん思わず

武士か!

心意気も武士ならねぇ……。

カラオケBOXさんちゃま

 「春が来た」の替え歌で「春巻きが来た」だけという驚異の内容と、なんと全 5 秒という、(恐らく)史上最短の替え歌となりました。謳った高橋さんは、キーが高すぎてちょっとかわいい声(by藤本さん)になったり、最後は「やったねショーちゃん!」と叫ぶという、色んな意味でカオスな曲。

 あまりにも短かったため、残った時間は「昔習った曲」の 2 番以降は覚えてない、という話で盛り上がるのでした。

エンディング

 高橋さんは、中学時代「We are the World」を合唱したんだそうです。「そんな時代かー」と感心するさんま師匠。因みにさんま師匠の時代は「オールドブラックジョー」という歌を歌っていたそうです。知らない……。

 その「We are the World」が出たころ、さんま師匠は「ひょうきん族」で「ラブユー貧乏」の中で「We are the 本町」という聞くも哀しい貧乏歌唱を企画してウケていたそうです。こんな年の差があるのに、「デコ出すな」で盛り上がるこの人達を、僕はどう解釈すれば良いのでしょうか。今更ですけども。少なくとも親子じゃないよな。