「お台場明石城NOMAD」

 去年末に引き続いて、連続プレゼン大会。

 最初は、去年末に三宅さんに「プレゼンが下手」と断じられてしまった鈴木から。が、今回も自分プロモでお父さんをHGの格好にさせて壮絶にスベり、そのフォローとして演出意図を説明し出すという愚行に及び、且つ水口さんを意識するあまり視線が集中、と出だしから既にダメです

 プレゼン自体も、「ギャップチャンプ」という企画をプレゼンするものの、その語り口の空回り感(紹介文曰く「滑舌が貧乏揺すり」)が凄く、さんま師匠はそこに気を取られるばかり。「日テレやけど、御殿出てみない?」とか「一回出たらスターにしてあげる」ともう無茶苦茶です。

 で、肝心の企画はと言えば、水口さんに「よくある企画」と断じられ、さんま師匠は佐々木アナに「ありかなしだと?」と問われて

なしな〜し

と即答。そうして今回も、あっという間にフロアADに早変わりする鈴木でした。因みに、企画は大雑把に言うと「人のギャップを楽しむ」というホントによくある企画でした。

 二番目は「台場の海坊主」古澤。鈴木とは同期らしく、古澤曰く「あいつは企画が通るかどうかよりも、自分が面白いとアピールしたいだけ」とのことです。やめちまえ。

 古澤プレゼン企画は「終わらないTV」。終わり時間を気にしないで続けられる番組……という内容を聞いて、さんま師匠は嫌な予感

またCSか?

というわけで、最初からCS狙いの企画登場。すると、ここでフロアADになってた鈴木がこんなカンペを出します。

明石城でどうやって試すんですか?

自分がダメなら他人の足を引っ張ろうという最低の行為に及ぶ鈴木。お陰で、企画は試作が難しいということで「CS部門と要相談」という微妙なところに落ち着いてしまうのでした。古澤曰く、「あいつさえ居なければ」。

 三人目は、「王東順最後の弟子」神原。因みに、王東順とは「なるほど!ザ・ワールド」とか作ってた人で、神原は今「ヘキサゴン」とかのプロデューサーです。

 「年末は赤字を出してはいけない」「どう考えても時間がない」ということで、自分プロモもプロフィールと子供の写真の一枚画だけで済ませて、そそくさと企画プレゼン。企画は「継ぐ者たち」。既に高齢となった大先輩芸人達の芸を、さんま師匠率いる「継ぐ者たち」がトークや練習をして継ごう、という企画。

 水口さん曰く、「若手を観る若い人達、ベテランを観るお年寄り」ということで、さんま師匠は

「流石ベテラン、数字読んでる

と感心。しかし、さんま師匠はそこ以外にも、「学校(NSCとか)が出来てから、先輩と話す機会というのが本当に無い」ということで、こういう番組は必要と感心。即座に「試作決定」となるのでした。流石ベテラン。そして、フロアでは鈴木が不満げに拍手するのでした。いい加減にしろ。

 四人目は「泣き虫」赤池。が、出てきた瞬間に「はいダメ〜」とさんま師匠に言われ、既に泣き顔。そして発表された企画タイトルが「朝まで飲みアカシ 〜 5 時間ぐらいTVリターンズ〜」ということで即失格に。さんま師匠曰く「あいつ(古澤)とカブっとるやん」。

 赤池の「僕の方が先じゃないですか!」「(古澤は)パクリですよ!」という正論だけど何かみっともない断末魔をものともせず、さんま師匠は赤池を帰らせるのでした。もう懲り懲りなんでしょうか。

 五人目は高橋プロデューサー……だったのですが、出てきた瞬間にさんま師匠が番組終了を宣言。実際はスタッフロールも流れ出しておらず、まだ 2 分ぐらい余裕があったのですが、このさんま師匠の宣言に誰一人異を唱えず、鈴木も「おわりです」とカンペを出し、そのまま見事に番組終了へ。どんだけ信用無いんだ高橋プロデューサー。

 そんなわけで、来週は「継ぐ者たち」の試作か、それとも前回採用された企画の試作か、果たして。