「着信御礼!ケータイ大喜利」

 NHK大喜利企画第 3 弾。第 1 弾が目を覆いたくなるような惨状だった所為で、第 2 弾をスルーしてしまったので、久々の視聴。

 司会に今田耕司小池栄子M-1と一緒!)、判定人に板尾創路、「名人」として千原ジュニア、という面子がスタジオに揃い、視聴者からのケータイを使っての回答を紹介・採点していく形式。その視聴者も、全員が平等というわけでもなく、事前に 180 人ぐらい(多いな)の「面白い回答が出来る人」を選出しておき(ただし、全員素人)、その人らを優先的に採用する、というルールもあり、第 1 弾よりもずっっっと企画としてブラッシュアップされております。変わってないのはスタジオのCG合成のみ。

 ジュニアの回答は流石に安定していて、「あぁ、流石プロ」(今更ですが)と思わせてくれたのですが、番組の中心が素人投稿なので、そちらは色々難しいとこがありました。まぁ、第 1 弾のときの寒々とした雰囲気よりは、ずっとマシなのですけど。何度も引き合いに出して申し訳ない。

 とにかく、相手が素人なので例えイマイチの回答でも今田も板尾も小池も、「これはイマイチ」と切り捨てることが出来ない上に、一定時間「感想を言う時間」が設けられてる所為で、今田や板尾や小池が必死でフォローの言葉を考えて言おうとしている場面が、なんだか観てて心苦しくて仕方がなかったです。システム的に、次々回答を出せないというのもあるか。

 ただ、意外と(失礼)良い回答も多く、素直に笑えるものも相当数あったので、そう言う意味で「素人投稿番組」としてはバランスは取れていたかな、と思います。前回の第 2 弾の評判が非常に良いので、観てないだけにハードル上がっちゃったのかも知れません。

 個人的に一番笑ったのは、「ケンシロウにやられた相手が『なんじゃそりゃ!』と言ってしまうトドメの一言は?」みたいなお題での、この回答。

あたたたたたたたたためますかぁ!?

これを本人(神谷明)が読むんだから、今田や板尾も言っていたけどそりゃ笑うっつー話です。