「リンカーン」

 あのう、この番組を「ダウンタウンの気分は上々」にするにはどこに要望出したらいいんですか?(まだ言ってる)

 で、宮迫主宰で、三村、河本、井戸田が、子供へのクリスマスプレゼントを浜田に奢ってもらうという企画だったわけですが、もうこのロケはどこをどう見ても「気分は上々」。っていうか、こういう企画実際にあったような気がする。ナンチャンメインで。特に最後、取り残された浜田が絶叫するところとかすげーそれっぽい。「上々」だったら「30万払わされた男」とかテロップ付くね。画面の真ん中に縦書きで。

 でも、実際には今回に限ってはそんなことどうでもよくて、この企画の最大のポイントは、浜田に奢らせるためにパパ達が子供達(井戸田だけ何故か母親)が作ったプレゼントをあげるという卑怯な手段を使っていたところ。どれもこれもパパの思惑とは別に本気でキュートで、極めつけが河本親子(子は 2 歳)が吹き込んできたテープに入っていたこれ。

河本父「お前に食わせるタンメンは?」
河本子「ねぇっ!

かわいすぎる……。浜田じゃなくても折れるよこれは、と思いました。あと、宮迫の息子・陸くんの浜ちゃん雪だるまや、三村の長女・衣音ちゃんの「パイはいたかったですか?」の手紙や浜ちゃんサンタも凄かったし、浜田だけじゃなく観てるこっちまで子供に騙されてる気がしてきます。皆様、良いお子さまをお持ちで。

 そんな中、三村の長男だけは色んな色の粘土を混ぜて丸めただけというシュールアートみたいなのだったのには笑ったけれど。微妙に親子を感じます。

 ただ、ひとつ気になるのは今まで辛うじてあったスタジオ風景が一切無かったこと。これを観て松本を初めとした独身芸人達がどうコメントするか観たかったのに。とうとうスケジュール取れなくなったのかな。

 「クイック笑点」は、それなりに面白かったけれど、それよりも「留守電コーナー」でほっしゃん。が暴露していた「松本が芸人達とクイック笑点を朝までやっていた」というエピソードが結構意外でした。私生活ではそういうことしなさそうなイメージがあるのと(実際「私生活では面白いことなんか言わない」とか言ってるし)、この企画をそんなに気に入ってたんだという二重の意外性。松本もかわいい人ですね。河本子には負けるけど(そんな締め?)。