「ヤングタウン土曜日」
「リスの日」(聴取率週間)なのに通常放送と何にも変わらないこの番組。普通のラジオ番組だったら特別ゲストが来たり、特別企画をやったりするわけですが、この番組に限ってはプレゼント企画のみ。そんな感じで、今回も通常通り進行するヤンタンです。
先日、大事にしてたお姉さんに逃げられたというさんま師匠。何でも、 24 日が「明石家サンタ」、25 日は「さんまSMAP」、そして 26 日からはオーストラリア、というスケジュールを説明したところ、大泣きされたそうです。その後、どんなに謝りのメールを送っても返信が来ないんだとか。
この話に激しく同情する藤本美貴さんと高橋愛さん。特に藤本さんは、「女の子はイベント好き。それを一緒に居れない上に、すぐ行っちゃって、いつ一緒に居れるの? ってことですよね?」と完全に同調。その同調っぷりに、さんま師匠思わず
「お前……俺の女か?」
そのお姉さんと藤本さんは仲良くなれるでしょう(占い)。そんなわけで、この日の自己紹介は「傷心の明石家さんまです」になるのでした。
来年の夏、手塚治虫原作の「リボンの騎士」を、脚本・演出・客演を宝塚歌劇団でミュージカルとして上演することになったというモーニング娘(と美勇伝)。この話を、珍しく「凄いねー」と感心するさんま師匠。
何でも、このために役のオーディションをメンバー 13 人全員やったそう(「ロミオとジュリエット」の台詞をしたり、声楽の音域を調べたり)で、それを聞いたさんま師匠は病的に宝塚好きの高橋さんに「チャンスやね、顔的に」と声をかけます。逆に藤本さんには
「藤本、お前絶対落ちるわ」
と断言。高橋さんは「なんでですか!」と反論しますが、当の藤本さんは
「私、魔女とかじゃないですかね?」
と色々と自覚がある模様。さんま師匠的には、「リボンの騎士」のイメージに合うのは「女っぽくて男っぽい」という意味で高橋さんや石川梨華さんだそうです。藤本さんは「男っぽくて男っぽい」からアウトらしいです。
そんなわけで、色々と藤本さんの役所を予想する一同。本人は「悪役じゃないですかね」と予想しますが、さんま師匠とショージさんが相談して出てきたのは
「馬」
そんな来るべき日のために、早速ショージさんは
「お前、人参食えんのか」
と確認。しかし、勝手に人間以外が確定されてもフジモンは冷静に
「人参食べられますけど人は乗せられないと思います」
ナイス返し。
こんな感じで宝塚ミュージカルの話をしていると、突然思い出したように「今度、木村拓哉くんと映画やる宝塚の人誰や?」と高橋さんに訊くさんま師匠。高橋さんが思い付く名前を次々言わされるものの、さんま師匠曰く全部違うとのこと。因みに、さんま師匠が覚えている情報をまとめますと、
- 最近引退した人
- 初めての映画出演の人
- 「森」って付く名前
- 「森トーン」「オタコプー」みたいな名前
- 二文字二文字っぽい名前
- 多分、コントの舞台で挨拶に来た綺麗な人
すいません、これだとGoogleでさえ出ないんですけど。知ってる方居たら教えて下さい。多分、経験上もの凄い記憶違いをなされている可能性もありますけども。
リスナーから、いつぞや後藤真希さんが目と目の間を測ったことで、その長さを「 1 ごっちん」としてファンの間で定義した(ホントに?)ので、今度は藤本さんのデコの広さを測って「 1 ミキティ」にして下さい、と妙ちきりんな依頼が到着。
早速、藤本さんのデコを拝見するや否や、さんま師匠、
「それハゲとんねやろ」
続けて
「宮迫とか有田病じゃん!」
触れないであげて下さい。
流れでそのまま、高橋さんのデコも拝見してみると、これまた広かったらしく、再び
「宮迫じゃん!」
と声を上げるさんま師匠。更に「お前すごいな!」と大爆笑。爆笑しながら
「お前、デコに口書いて逆さまにしても大丈夫な顔やな!」
凄い誉め方もあったもんです。
そんなわけで高橋さんを測ろうとしますが、断固拒否する高橋さん。よっぽど嫌らしいです。しかし、拒否すれば拒否するほど「デコとアゴが同じ形やな〜」と次々高橋さんの顔に面白ポイントを見つけていってしまうさんま師匠。
しょうがないので、両名の要望で先にさんま師匠が一生懸命デコに定規当てて測ることに。結果は「 5 cm」。流石小顔芸人(?)。先にさんま師匠に測らせてしまった所為でより測りづらくなった二人。
抵抗虚しく、高橋さんが藤本さんを、藤本さんが高橋さんを測ることに。結果は藤本さんは「 6.5 cm」( 1 ミキティ)、高橋さんも喚きながらもなんとか測り「 7 cm無いぐらい」。なんと、リスナーの要望は藤本さんだったのに、関係ない高橋さんがそれより長いという微妙な結果となりました。
そのフォローかどうなのか、藤本さんは「時代劇のとき、かわいかった」と発言。が、さんま師匠は「日本髪が似合うということは、顔が大きいと言うことだから『似合う』は誉めたことにはならない」と言われてしまい、墓穴に。お陰で「似合った? 似合ったの?」とニヤけまくりながらさんま師匠に訊かれるという失態を犯す結果になってしまいます。
これに味を占めたさんま師匠は、高橋さんを「この 7 cm野郎」と罵ったり、デコを出させて大笑いしたりと弄り倒します。まるで初めて悪口覚えた小学生のようにはしゃぐ半世紀ちゃんに、流石に怒った高橋さん、
「今、眉毛無いんです!」
とプンスカ。そんなプンスカ高橋さんを見て隣の藤本さん、
「かわいい、一生懸命怒ってるとこがかわいい」
と笑いながらその台詞を復唱します。フジモン、勝利者の余裕です。
そんなフジモンも、流石に言われまくるだけの高橋さんを気の毒に思ったのか、デコを出した高橋さんの顔を「赤ちゃんみたい」とフォローしますが、それもさんま師匠に「変な顔やよね」と返され、新たな墓穴を掘ってしまいます。挙げ句、さんま師匠に
「高橋より狭いと思って何図に乗ってんねん」
と注意されるのでした。フジモン、もうちょっと気を遣えるようになりましょう。
高橋さんが誕生日プレゼントを貰ってしまったことで、「レギュラー代われません!」という駄々が成立しなくなった、という指摘がリスナーより到着。そういう訳で、クリスマスプレゼント若しくはオーストラリア土産を要求する高橋さんとどさくさに紛れた藤本さん。
最初にさんま師匠が提案したのはカンガルーの金玉の小銭入れ。なんで最初そこだよ。が、予想に反して割と興味津々な藤本さん。何でも「金が貯まる」に掛かってるそうで、さんま師匠の「小銭入れをキュッと絞めると男は『ウッ』ってなる」というサイテーな話も笑って聞く藤本さんと高橋さん。
先に我に返ったさんま師匠が「でも女の子が持ってても……」と割とまともなことを言っても、高橋さんは
「お金貯まるんなら」
困ってんですか?
そんなわけでオーストラリアプレゼントは決定。お次はクリスマスプレゼント。藤本さんは、逃げたお陰で浮いたお姉さんの分を二つにして、と要求しますが、さんま師匠は拒否。「じゃんけんしろ」と言います。
その上、高橋さんが欲しがると「iPodあげたやないか!」「あれで 5 年分ぐらいや」と訳の分からないことを言い出すさんま師匠。そのあまりの論理に、高橋さんは
「あれ貰いもんじゃないですか」
と言ってはいけないことを言ってしまいます。慌てたショージさんはすかさず「言うな! そういうこと!」「それを言っちゃあお終りだよ」と制すのでした。
そこでさんま師匠は、「ヒロシのスーツ欲しくない? ヒロシから貰ったんやけど」と人として最低な提案をします。が、藤本さんと高橋さんに「さんまさんのために買ってきたものですから」と凄く道徳的な断り方をされ、「欲しい奴居たら言うてくれ」と有耶無耶のままコーナーは終了するのでした。果たして、クリスマスプレゼントはあるのでしょ〜か〜(棒読み)。
誉められた次の瞬間には貶される、という無限ループ絶賛突入中の「ヤン土ボケ講座 featuring ショージ」のコーナー。今週は特に酷く、酷い答えは勿論、最悪の絶句が続きます。一問目では高橋さんが、二問目では藤本さんがそのスパイラルに突入。それに巻き込まれる形で連続オチになったショージさんも不調。もうさんま師匠のテンションは地底スレスレです。
勿論ショージさんもお怒りで、三問目の抽選でオチを引かなかったことを喜ぶ二人にキレ、
「今日なんぼ持ってきとんねん! 全然出来へんかったら赤坂飯店で飯奢れ!」
次に仕事がある場合は一人 2000 円ずつ置いていくだそうです。微妙にリアルで嫌な罰ゲームですな。
ここまでの罰ゲームを課しても、出来は全く中途半端。ついでにオチのショージさんもダメダメで、みんなで 2000 円を払うことに。ところが、払うことになった途端に急に優しくなるショージさん。高橋さんに「オチが良かったらチャラにする」と再挑戦させます。
が、その出来はさんま師匠がペンを投げたくなる出来で、ショージさんも静かな声で
「……ツェー万(一万)やな」
これを聞いても、「チェー米ってなんですか?」と質問をして、さんま師匠に説明されて、約 2 分後に「高ーい!」と驚くどこまでもアンポンタンな高橋さんでした。今夜は赤坂飯店だ!
そんなテンションのまま突入したのは、とうとうコーナー名が「リスナーを癒せません」になってしまったこのコーナー。コーナー名を変えるべく、奮闘する……筈でしたが、初っ端の藤本さんが非常にフツーな出来。
そんな藤本さんに、ショージさんは「AV観ぃひんのか!」と最低な質問をすると、藤本さん、
「観たいですけど観る機会が無いです」
アイドルに何言わせてんの。因みに、さんま師匠は最近知り合いが出ているAVをホテルのペイチャンネルで偶然観て釘付けになったそうです。 50 にもなって何してんですか……。
この話に「嫌だ……」と引いた藤本さんに、さんま師匠
「じゃあお前ら面倒見てくれよ」
大馬鹿者。
この話のお陰かどうか、藤本さんは台詞に恵まれ、久々にさんま師匠に誉められますが、方言おばさんや 2 時間ドラマの女将にしかならない高橋さん。あまりの不出来に、さんま師匠は「殴るぞ!」「ンもう〜〜〜!!」とマジギレ連発。その真剣なキレ方に、フジモンはゲラゲラ笑っております。
が、高橋さんを指導している内、なんかよく分かんなくなってきたさんま師匠は、「俺も赤坂飯店に行く」と言い出します。藤本さんに「 2000 円じゃ足り無くなっちゃう」と言われると「俺はツェー千でいい」と言い、続けて
「鮎の甘煮でええから」
藤本さん「単品だぁ……!」。この後、さんま師匠は「もう辞め辞め!」とコーナー打ち切ってしまうのでした。今夜は赤坂飯店だ!
「カラオケBOXさんちゃま」では、「サソリ座の女」の替え歌で「ダコダコな女」を歌う高橋さん。歌自体は途中豪快に歌詞を飛ばすという失態を犯しましたが、この歌のお陰で久々に「ダコダコの歌」を思い出すさんま師匠。
「ダコダコYO! ダコダコYEAH!」の話を思い出していると(ここ以外全く思い出せませんでしたが)、改めて「何故、田中れいなさんは『分かる』って言ったのか?」に始まり、「そもそもダコダコって何?」という話題に。
作詞大会の時点で大分ふわふわだったこの話題ですが、今回やってもやっぱりふわふわした話題な「ダコダコの定義」。しかし、今回新たに高橋さんは「醤油など、塩分の強いものを食べてもなる」ことが判明するのでした。それがどーした。
見事に「赤坂飯店で飯奢れ!」がリスの日前半キーワードになったことを発表し、エンディング。今年の 24 日が土曜日ということで、交通状況を心配するさんま師匠。なんでも以前、渋滞に巻き込まれたお陰で、真冬のレインボーブリッジを自転車で駆け抜けたそうです。因みに、これは思いっきり交通法規違反なので、良い子は真似しないように。
真冬のレインボーブリッジは、文字通り身を切る寒さだったそうです。果たして今年はどうなるんでしょう……。それにしても、 25 日に「さんまSMAP」ってことは、もしかして「M- 1 決勝」の真裏……? 今年はからくりSPがズレたから安心してたのにー!