「お台場明石城NOMAD」

 元NHKの田中による「真剣漁師しゃべり歯」の試作。

 スナック風のセットで、佐々木アナがママ役、さんま師匠が客となり(さんま師匠曰く「鬼瓦権造」)、漁師 5 人とトークトークテーマは「真剣 10 代」達に街頭インタビューしたVTRから出題。

 田中の狙いとしては「全員が全員の色を出して盛り上がる」的な展開を希望していたらしいのですが、実際は漁師の一人が、漁師の間で「マグロの神様」と呼ばれ、かつて全盛期にはアメリカから 20 億円で声が掛かった程の偉人が居たために、いい話連発で自然、トークの中心はその人に。

 さんま師匠的にはそれなりに満足だったらしく、三奉行の評判も「さんまさんが面白いからゴールデンでも大丈夫」(水口さん)、「色んな人のが観たい」(港さん)「面白かった」(シルバーマンさん)と上々なのですが、何が不満なのか田中だけはずっと凹みっ放し

 理由を訊いてもはっきりと明言しないため、その内佐々木アナまで

さんまママがやればまた違ったのかも……

と言いだし、さんま師匠も「俺が悪いんやて」と、どんどん凹みが伝播していくのでした。

 結局、田中の凹みの原因はイマイチハッキリしないまま(テーマの出し方などに、もっと良い方法があったんじゃないかと思っているらしい)、さんま師匠は田中に「フジでやる『しゃべり場』の形は田中に見せられた」ということで、こんなまとめ。

頑張ったよ俺たち

お疲れ様でした。結局、こんな感じで終わってしまい、この田中の企画の採用・不採用は発表されないままでした。まぁ、面白くはあったけども、正直ゴールデン企画では無いよね……。