「考えるヒトコマ」(終)

 とうとう細山君がこのスタジオに登場。でも最終回

 最初のテーマ「森のクマさん」では、どうしてもスプラッタを描きたがる中川翔子と、華麗なまでの流れ無視を決行する細山くんの双璧。

 「女の子が」(松本)「熊に出会って叩かれて」(松本)「M(マゾ)が目覚め」(中川)という流れだったのに、 3 コマ目ではクマを首吊りという狂った構図、そして 4 コマ目では

「なんと少女はクマに変身してクマを食べようとした

Mはどこ行った

 こんな細山くんを、上から目線で見ていると浜田編集長に指摘されたケンドーコバヤシ

「だって上でしょ

年下には強いコバヤシさん。

 2 つ目のテーマ「地球最後の日」で、全連載休止というなんか壮絶な措置にもめげず、最後の執筆に取りかかる一同。1 コマ目で、「プロジェクトED」というヤバ気なネーミングを考えついた(実際は「Earth Destroy」の略らしい)細山くんとは対照的に、でっかいうんこ隕石という酷い構図を提示する中川。それを見て、松本今までの感想を一言で表現。

「気ぃ付いたらなんのことあらへん、しょこたん全部下ネタばっかり

血しぶきとかケツとかうんことかホモとかだものな。本人も「本当ですね」。無自覚だったらしい。

 その中川は、 2 コマ目で折角細山君が考えた「ED」を「Esorewa Dameyo」と訳分かんない感じに改変。浜田編集長に真意を問われると

「細山君にどんどん取られそうなんで、細山君の発想潰しをしたんです

こんなダークしょこたんに対し、細山君本人は

かわいいから許してあげる

エロガキ健在。

 その後、細山君の「ポチッとな」、中川の「パカッ!」(地球から猫登場)とムカつく絵が続いた後、最後のコマは全員色んな意味で壮絶

 まず細山くんは、UFOの大砲からうんこが大量に出てくるという最低なモノ。そして、「これを出したら番組が終わってしまうから」と言ってなかなか出さないケンドーコバヤシ中川翔子。中川に至っては「これで終わるなんて嫌です!」。一見、感動の一言ですが別の意味があったことが後で判明します。

 そんな二人を差し置いて、「僕はなんぼでも出せますけど」とあっさり出す松本人志。「松本さーん!」と責める二人でしたが(どうでもいいけど中川が松本の名前呼んだのは多分ここが最初で最後でした)、結局出す羽目に。

 ケンドーコバヤシはUFOから大砲がポーン!、そして中川は大砲からうんこが出てくるという細山君とカブった上にスケールが細山君より小さいという最悪な感じでした。そりゃあ、これで終わったら嫌だよなぁ……。

 そして、最後の松本はUFOの大砲がフニャってなって

このUFOがEDかい!!

という台詞が付いた、最低な絵で番組終了。いいのかな……。

 最後に、中田有紀さん最後のS攻撃集。

 最後のテーマの最後のコマを、必死に描いてる一同に。

「これが終わったら、皆さん普通ののアイドルと芸人と子役に戻るわけですよね

中川だけ「短い漫画家生活でした……」と反応。

 最後の 4 コマの感想として、浜田編集長が「中途半端な……」と言うと、

考えるヒトの皆さん、中途半端な作品ありがとうございました

最後までこんな調子の中田さんでした。

 これからは、年末か年始にスペシャルがある予定らしい。「ヒト」か「ヒトコマ」かは分からないですが、楽しみにしてます。あー……でも毎週観られないのは残念だなぁ。面白い番組でした。またレギュラー復帰したら嬉しいな。