「お台場明石城NOMAD」

 土台こと山本布美江率いるアマゾネス軍団制作の「男に勝つTV」の試作。

 てっきりFUMIE'S ANGELの誰かが挑戦するのかと思いきや、登場したのは全く無関係の 19 歳の柔道女子。トレーナーとしてなんと小川直也を付けての登場です。曰く、「中学時代に相手をして貰ったのだけど、いつも手を抜いてて悔しかった」とのことで、その積年の恨みを晴らすべく、今回出演したとのこと。

 ところが、その相手というのがなんと全国 5 位で、柔道着の胸には日の丸を縫った跡があるという正真正銘の強豪。「めちゃめちゃ強い」「勝てるわけない」「秒殺」と騒ぎ立てるさんま師匠と司会の三宅アナ、そして「そんなの聞いてない」「ハードルが高すぎる」と狼狽えまくってるトレーナーの小川

 正直、この時点で彼女の味方はアマゾネス軍団のみなのですが、何故かこの人は終始「勝てます」「勝てます」「絶対勝ちます」の一点張り。試合で案の定、一本負けを喫しても、「一生勝てないよこんなのに」と忠告する一同を尻目に、涙を流しながら「次は勝てます」「もっと練習すれば勝てます」と宣言。

 そのもう誰もついていけない異常な様子を観て、さんま師匠達が出した結論は

「山本に催眠術をかけられている

CM明けのテロップにもしっかり

チアリーダーから催眠術師に転向

と記されるのでした。主旨変わった!

 三奉行(今週は水口さん、港さん、桐山)の評判は、水口さん曰く「ドキュメントを狙ってるんだろうけどドキュメントになってない」、港さんは「もうちょっと深夜でやってみないと分からない」。あまりに煮え切らない企画に評判を前に、さんま師匠はこんな魂の叫びを上げるのでした。

いい加減ゴールデンに行かせてくれ……

曰く、品川庄司に「深夜から出ていって下さい」と言われたそうです。っていうか、そんな目標とうにみんな忘れたよね?

 番組最後は「5時間ぐらいテレビ」の記者会見の様子。あー観てぇーよー。