「クイズプレゼンバラエティーQさま!!」

 解散ドッキリ第二弾。ターゲットはバナナマン

 解散の理由が「設楽がミュージシャンになりたいから」という壮絶にリアリティが無い話だったので、前回の南海キャンディーズほどのギリギリ感は無く、前回は顔しかめて観てた自分も微笑ましく観られました。

 日村も殆ど信じず、しょうがないので設楽が情に訴え始める辺りからが相当に面白かったです。「日村さんはひとりでもやっていける」と持ち上げまくり、「設楽が必要」と訴え続ける日村に「俺のこと好き?」と訊く設楽。それに素直に「好き」「設楽が居なかったらここまで来られなかった」と答える日村。文章で読んだらどう読んでも三文ラブストーリーであります。途中、「日村さんの良いとこは顔が面白いとこ」とか言われても「そうだからひとりじゃ無理」とあっさり肯定したりと、何というかカップルというより老年夫婦の域です。

 最後まで解散に応じなかった日村は、青木にネタバラシされて男 33 にして声を殺して号泣。しかもその泣き方が昔懐かし中学生みたいな泣き方で、思わず青木も

「ごめんね!日村さんごめんね!

小学生をあやすような口調に。

 そして、その青木が感想を訊くと「(好きだと)『撮影されてんのに言ってるよ』って」と答える設楽。その設楽に「お前のそんなとこが好きだ!一緒に居てくれ!」と抱きつく日村。まんざらでもない笑顔で抱きつかれてる設楽。えーとお前らは付き合いたての高校生カップルですか?

 VTR明けて、「バナナマンは日村が設楽の送り迎えをする程仲が良い」と言い合う芸人連中(主にアンタッチャブル)。それを受けて「うちと一緒だ(三村が大竹を迎えに行く。「内P」好きにはお馴染み)」と言う大竹に続いて、三村が一言

俺もこいつが居ないとダメなの

で、やっぱりまんざらでもない笑顔の大竹なのでした。世の中みんな、これぐらい仲良くなれば世界は平和なのにね。

 それにしても、前もって「ドッキリですよ」と告知してあるVTRを観て大号泣かます柴田理恵を観て、爆笑問題NO PLANの面々が口を揃えて「柴田さんは凄い!」と言っている意味を改めて思い知らされました。しかもその後、「(日村がひとりになったら)ワハハで一流にする!」と妙な豪語したり、あの人は確かにすげぇ。