「ヤングタウン土曜日」

 とうとうホンモノの半世紀ちゃんになったさんま師匠。「このままでいいんだろうか……」と思う日々だそうで、先日のTBSの誕生日特番の後、渡辺正行から貰った大人の玩具を使おうと思ってしまったときに強く思ったんだそうです。えー……(by 藤本美貴さん)。

 恋愛警察に捕まりまくり(だから一体何したの?)、娘のいまるさんからは「それでいいの?」と責められ(因みに、大竹しのぶさんからはTBSの特番のことで「あれで良かった?」と訊かれたそうです。相方か)、50 歳の威厳は遠くになりにけり、なさんま師匠。トドメにショージさんに「使ったんですか?」と訊かれたさんま師匠、

使った!

どうでもいいけど、大人の玩具ネタに藤本さん食いつきすぎ

 半世紀ちゃんの相変わらずっぷり、というかより酷くなってるっぷりは止まらず、スタッフから誕生日プレゼントで貰った変態グッズに大喜び。「これはあかんわー」と口では言いつつ、じっくり触ってたそうで、藤本さんと高橋愛さんから

顔がヤダ

と言われるのでした。

 その高橋さんの誕生日プレゼントは自分の写真集、藤本さんからの誕生日プレゼントはガッタスグッズと宣伝でした。最低!お前ら最低!更に、ガッタスの帽子の刺繍が歪んでたようで、さんま師匠、最初は「誕生日プレゼントあげてないから貰えない」と謙虚になっていたのに、最終的に

安く作りやがって!

ガッタスに文句を言い出すのでした。もっとお金かけて作って下さい。最後にひとつ、藤本さんと高橋さんが共同でパワーストーンをプレゼントしたものの、ガッタスグッズの安さの前に霞んだのでした。

 が、しかしこれは藤本さん高橋さんの責任ではなく、父の責任ということが判明。

 毎年恒例、さんま師匠へのお祝いメッセージ。二番手として流されたのは「ヤン娘。の父」とキャッチフレーズ(?)を付けられたつんく(因みに一番手は「ヤン土のパティシエ」柴田あゆみさん。「来年、にゃんにゃんにゃんににゃんにゃん歳になる」とか訳の分からないことを口走って先週の悪口を再び言われていました)。

 つんくは、明らかに緊張した早口で「テニスのあの子可愛かったです巨乳で」とか口走って藤本・高橋両名に引かれたりしつつ、最後に自分のソロアルバムの宣伝をしていました。そう言えば、いつぞや安倍なつみさんがこのメッセージに出たときも自分のCDの宣伝してたな……と思い返すと、人の祝いにかこつけて宣伝は、つんく以下全員の悪しき慣習のようです。お前ら、死刑!(あのポーズで)。

 三番手で登場したのは「後輩代表」ナインティナイン岡村隆史。どうでもいいけど、ラジオのときの岡村って声がオフ過ぎて誰だか分からん。岡村は、挨拶を済ませた後、こう一言。

「そろそろセミリタイアの方を……

 これを受けて、本気で反省するさんま師匠。「そろそろ後輩に番組譲らなきゃなぁとは思ってる」「いつまでも 50 歳が『恋のから騒ぎ』とかやってる場合じゃない」「バランスがおかしい」など、激しく今更なことを言い続けるさんま師匠。しかし、藤本さんが

「すごいからしょうがないと思います」

と言うと、さんま師匠、

「お、お前どうしたん?

続けて高橋さんが「違和感ないですもん」と言えば

「お前らホントにどうしたん!?

と、音声だけで聴いてても明らかにニヤけてるさんま師匠。「お前ら、つんくに『あいつは誉めとけば調子乗るから』とか言われたん?」と言いつつ、リアルに喜ぶ半世紀ちゃん。取り敢えず誉めとけば、ホントに死ぬまでやるような気がしてきました。

 四番手は「さんまさんの相方」福山雅治。メッセージを受けて、福山を誉めまくるさんま師匠。「CMの収録合間によく練習してた」「笑いをよく分かってる」と言いまくる中、「話し好き」と言うと、ショージさんが反応。

「おごってくれればいくらでも話聞くのに

そういうことじゃないです。

 そして話は「笑いの間」の話に。昔、「ひょうきん族」でコント55号のコピーをしたとき、間が全く一緒だったという話を持ち出し、「コピーはそう簡単にできるものではない(故に福山はよくやった)」と語るさんま師匠。その話を踏ん張って聞いていた藤本さんに

「お前ら分かってきたなぁ」

と珍しくお褒めの言葉。遂には「今日『癒したい』のコーナーあったらお前ら良い成績だったのに」などと言い出しますが、それはないと思います。

 メッセージラストは「さんまさんの親友」所ジョージさん。開口一番、

「“節目”とか言いますけどあなたには無理です

真理を突く所さん。その後も、「江戸時代だったら既に死んでる」「普通の人(に換算する)なら 100 歳ぐらい」「最後の侍じゃなくて最後の瓦版屋」等々、マシンガンのように喋りまくり、最後に

「これからはどっしり構えた明石家さんまさんを観たい」

冒頭と矛盾した一言を残して、メッセージを終える所さん。

 これを受けて、さんま師匠は所さんに「人生を全否定される」と良い、今まで「その蜜飲んじゃダメって言われてるのに飲んじゃうカブトムシ」、「後輩に道作ってるって言うけど、そこあぜ道だよ」等と言われてるんだそうです。まぁ、当たってるしね。更に最近、所さん夫婦は、さんま師匠のために沖縄に家を造ってくれてるんだそうです。おいおい。

 しかし、そんなの言いつつも、TBSの特番でも言っていた、「所さんは懐が深い」「剣道で言ったら隙を見て打ってる。自分は振り回すだけ」「所さんの生き方は羨ましい」と言って、メッセージコーナーを締めくくるのでした。

 エンディングで、「なんぼなんでも 60 過ぎでこの世界は辞めると思う」というさんま師匠。まぁ、絶対無理ですけどね。因みにショージさんは裏方でプロデューサーになるそうです。なっても何すんだ。

 そして、藤本さんに「 20 年経っても 40 やもんな?」と言った後、

まだまだエッチできるもんなぁ!

自分の半分以下しか生きてない少女に「そこですか!?」と呆れられる半世紀ちゃんでした。お誕生日おめでとうございましたー!