「考えるヒトコマ」

 なんと、いつも中川翔子が座っている席に、杏さゆりが登場。これに対するケンドーコバヤシ

「松本さんと僕としょこたんはレギュラーやと思ってたんですけど……」

という言葉をきっかけに、ケンドーコバヤシは今回の放送中、ずーっと「今週で最後」的扱いを受ける羽目になるのでした。浜田曰く、「レギュラーは松本さんだけ」。

 しょこたんの席に座ってるということで、浜田編集長から「なんか愛称とかあるの?」と訊かれた杏、答えて曰く

あんずりんとか」

呼びにくっ。しかも明らかに二番煎じ……もっと考えてやれよ。

 しかし、そのあんずりんも決して順調だったわけではなく、2 テーマ・計 8 コマ中、オンエアされたのはなんとたった 3 コマ。その内ひとコマ採用されていましたが、それでも今までフルオンエアされている中川の威力というか実力というか、そんな感じの(アバウトだな)ものを改めて思い知る次第です。杏だって、決して絵が下手ではないというか、寧ろ上手い方なのに。

 まぁ、その隣の羽賀研二も同じく 2 テーマ・計 8 コマ中、オンエア 3 コマながら採用ゼロ、と更に上を行っていましたが。しかも羽賀の場合、 4 コマ目だって言ってんのに勝手に 5 コマ目を挿入したり、描いた絵に一部モザイクかけられて、松本に「下品!」と言われたりと、なんかもう色々ギリギリでした。

 そんな感じで、杏と羽賀がバリバリカットされてたお陰で、やたらスピードの速かった 2 テーマが終わり、「中川翔子って凄かったんだ……」と思っているところに最後の 3 テーマ目でしれっといつもの席に座ってる中川翔子。う〜ん、油断ならん……。因みに羽賀の席にはなぎら健壱

 流石はしょこたん、しっかり 4 コマオンエア、ひとコマ採用と実力を発揮していました。まぁ、 4 コマ目は全員共倒れという結果になり、浜田編集長の溜息がこだまするというなかなかヘビーな状況になってはいましたが。

 そんな杏に一瞬席を譲っても、割とどんと構えてる中川の横で、ひたすら不安顔だったのがケンドーコバヤシ。「今回で最後なんじゃないかと不安で……」と呟き続け、「吉本興業側からなんでアイツなんだと言われてる」と暴露し、「採用されることだけが全てじゃないと思います」と地雷を踏んで浜田編集長に「さっきの顔むかついた」と言われ、果てには 4 コマ目作成時に動揺のあまりペンを落とし、周りから「引退みたい」といじられ本気で泣きそうな顔に

 来週、ホントにケンドーコバヤシ居なくなってたらどうしよう……とこっちまで不安になってくるケンドーコバヤシの動揺っぷりでした。お願いしますよ、スタッフさん。