「ヤングタウン土曜日」
深夜、前に会っただけの女の人達にいきなり自宅マンションに押しかけられたというさんま師匠。「さんちゃんの家に行こうって話になってぇ〜」とほざくような典型的な馬鹿だった模様で、イラつきつつも拒否すると不審者扱いで管理人さんに通報されてしまうということで入れたそうです。
こんな馬鹿どもには早々に「お前ら帰れ!」と言えば良いのに、言えなかったさんま師匠。その理由は
「それがね〜おっぱい大きかったのよー」
おお、本物の馬鹿が……!
自分の誕生日記念に、自分で腕時計を買ったという藤本美貴さん。しかし、目の前の変態半世紀ちゃんは、「ニューヨーク土産で買ってきた限定モデル腕時計」にうつつを抜かしています。「かっこええやろ?」「かっこええ」「限定やねん」と新しい玩具買って貰った子供のような自慢を繰り返します。
藤本さんの時計も、わざわざ手に取って見せて貰っておきながら
「安もんや、こんなん」
と一刀両断。しかし、その藤本さんの時計がカルティエと聞くと、さんま師匠
「いや、中途半端な値段なんやって!」
と明らかに動揺。目が曇りすぎです。そして、最終的には藤本さんに
「なんか……悪かったなぁ……」
と謝ってしまうのでした。しかし、プラズマテレビは買うわカルティエは買うわ、すっかりお金持ちだなーフジモンは(←貧乏人の発想)。
ディズニーシーに二人っきりで行ったという藤本さんと高橋愛さん。しかし、話す内にさんま師匠の興味はその内容よりも「マネージャーに連絡するのかどうか」に移ります。
二人曰く、「この程度では連絡しない」とのこと。さんま師匠は「もし男と行って撮られたりするとアレだから連絡しておいた方が対応が早くて良い」と割とマジなアドバイスをします。そしてそれを割とマジで聞く藤本さん。おいおい。
その傍らで、「自宅マンションで火事騒ぎがあって、恐かったのでマネージャーに連絡しようかと迷った。結局火事は警報機誤って誰かが押しちゃっただけだったんですけど」という果てしなくどうでもいい話をする高橋さんが別の世界の住人のようです。
さんま師匠がこれほどマジでアドバイスするのには理由があって、それはかつてのヤンタンレギュラー・加藤紀子の伝説のマネージャー・佐々木のエピソードがあるお陰。その昔、加藤紀子がよゐこと食事に行っただけで壮絶にキレ、べろんべろんになってケータイを振り回してケータイが吹っ飛んだのにも気付かずに、ストラップだけを振り回して帰宅、あまりにもべろんべろんだったので気遣ったスタッフが佐々木をおんぶするとスタッフの頭をぶん殴り、
「私、そんな気ないから!」
という図々しい勘違いをして、結果的に加藤紀子より周りを困らせていた佐々木。第二の佐々木を生まないためのアドバイスだったわけです。
そんな感じで、ひとつひとつ親切にアドバイスしていったさんま師匠、締め括りにこんな一言。
「まぁまぁ、黙ってるに越したことないけどな」
どないやねん。
さんま師匠曰く、「結婚遅そう」な高橋さん。「なんかイライラしそう」だそうです。すると高橋さんは「こっちもイライラすると思いますね」と発言。この言葉に、さんま師匠「なんでやねん阿呆!」と続けて
「俺、もの凄い面白いぞ」
こういう理由で大竹しのぶさんは去っていきました。
今週の「ヤン土ボケ講座featuringショージ」のコーナーでは、くじ引きをしても全部ショージさんがオチになるというミラクルが発生。オチの苦悩から解放された高橋さんは好調、藤本さんは多少の説教は喰らいながらもなんとか遂行。今週、一番怒られたのは「プロとしての意地を見せる」という言葉とは裏腹に、どんな流れでも「○○を食べていた」で一貫してしまうショージさんでした(さんま師匠「お前、何でも食べたらあかんねん」)。ショージさん……。
そんな感じで、何とか終わった「ボケ講座」でしたが、「癒したい!のコーナー」ではいつも通り。「お前ら努力せい!」の言葉が響きますが、その具体的内容が「エッチなビデオを観ろ」とかなので全く実現の兆しが見えません。
そんな訳で、今週もキレまくったさんま師匠。「初めてのプレイや!」「殴るぞ!」等、アイドル云々以前に公共の電波としてどうなのかなアドバイスを繰り返す(そして、それに対し爆笑な藤本さん。おいおい)ついにはこんなことを言い出すのでした。
やめてください。
この後、さんま師匠と高橋さんの間で「くすぐったいってば!」という台詞を巡って「くすぐってないの!」「くすぐってないんですか!?」というアンポンタンな会話が繰り広げられるのでした。そしてその横で、意図を理解して爆笑する藤本さん。
エンディング、シャッフルユニットのCDを眺めながら、「中澤太った!」と言うさんま師匠。終いには
「もうちょっと髪の毛いじってインタビュー受けたら貴乃花と間違うよ」
中澤さんが大変な例えをされてこの日の放送は終了するのでした。レギュラーじゃなくてよかったですね、中澤さん。