「やぐちひとり」

 オープニング、「発明のヒントを下さい」というメールに対し、「これは答えだけど、やぐちひとり』の視聴者が大好きだから教える」と、劇団ひとりウン兆円事業になるこのアイディアを伝授。

「封筒の閉じるところに紐を付ければ、開けやすくなる」

これを聞いて矢口真里さんも「本気じゃないですかー!」と感銘。劇団も「明日、特許庁凄いよ」と興奮気味。因みに矢口さんは、メイクした顔をマスクみたいに取り付ける機械が欲しいそうで、今週もバカばっかりです。どうでもいいですけど、紐付き封筒って、既にありますよね……?

 ゲストは、バラエティマジシャンの中たつやさん。手始めに風船を割るとワインボトルが出てくるマジックを披露した中さんに、やぐちひとりはこう反応。

うおおおおおおおおおおおおおっ!!!!

うわぁ、清々しいぐらいのリアクションだ。この後、中さんに伝授されたマジックを矢口さんに披露されて、劇団は

まぁまぁ

と悔しがり、対して劇団がマジックバーで習得したマジックを披露すると矢口さんは

マジ意味分かんないんだけど!

見事な似たもの同士具合でした。

 似たもの同士反応だけではなく、「自分の顔で嫌いなところはどこ?」というメールに対しての矢口さんの「笑った口が嫌」という話に関連しての話で、「『笑って』と言われても笑えない」という意識も共通していることが判明。劇団曰く、

「こっちは笑いを取ろうと必死でネタ作って、それでもスベるかも知れないのに、『笑って下さい』の一言で笑えるか!

とのこと。矢口さんも「笑って下さい」と言われるとイラッと来るタイプだそうです。でもまぁ、矢口さんの場合頼んでもいないのに笑いまくってるシーンの方が多いような気がしないでもないですが。

 自分の顔の嫌なところを、デジタル上だけでも消そうと、デジカメ写真修整ソフトを使って、劇団の顔を矢口さんがいじることに。「自分のタイプの顔にします」と宣言し、本当にテレビとは思えないぐらい黙々と作業して、出来上がった新・劇団ひとりの顔に対する、矢口さん自身の評価は

「こわーい!」

「こんな人タイプじゃないですけどね

途中の「でも春樹さんの目は素敵だな、と思いますよ」というフォローも彼方に忘れ去られ、劇団本人の評価は、

「紛れ込んでる宇宙人みたい

矢口さんによって地球外生命体にされちゃった自分の顔をどうにかしようと自ら手を加え、出来上がった新たなる自分の顔に対する、劇団本人の評価は

さいとう・たかおの漫画に出てきそう

間違いなく二コマで死ぬキャラです。