「ヤングタウン土曜日」

　ボビーがこの春からレギュラーを持つそうで、これから「からくり」にはあまり出なくなるそうです。どんどん「からくり」から遠い人になっていくボビー。ボビーだけでなく、さんま師匠の番組から旅立って行った人は数知れず。そういうもの、と言うさんま師匠でしたが、一人だけ例外が居ました。

「村上さん、ず〜〜〜っと巣の中に居たまま」

あのジミー大西でさえ絵描きとなって旅立ち、オクレさんに至っては「売れたくない」という何故芸能人になろうとしたのか分からない理由で旅立ったと言うのに、ある意味偉大すぎる村上ショージさん。

　さんま師匠曰く、「今、一発ギャグで売ってる若手はその完成型はショージだと言うのになんでやってんねんやろ？」と疑問なんだそうです。そんなさんま師匠にショージさん、

「ドーン！と儲けるで」

　た……頼もしい……。

　雑誌で芥川賞作家の阿部和重さんと対談したという後藤真希さん。さんま師匠の「何書いてる人なの？」という何気ない質問に対して、後藤さんの答えは

「何書いてるんでしょう？」

疑問に疑問で答えやがりました。しかも驚きなのは、阿部さんから直接本を貰ってるんだそうです。さんま師匠が「何で知らないの！？」と爆笑すると、続けて後藤さん、

「今、調べてます」

ブース外任せです。挙げ句の果てには「発売してたんですか？」と下手したら侮辱ものな発言までする後藤さん。後藤さんは良い子だと思っていたのに！薄情者！最低！後藤さんの大ファンだという阿部さんの悲しみが聞こえるようです。

　阿部さんは独身の（既婚だそうです） 30 代で、対談中にも「誕生日が同じ」「運命感じてます」等と発言してたそうで、中山美穂と辻仁成のように対談からもしかしたら！？という感じの話に持っていこうとするさんま師匠でしたが、後藤さんの余りの興味なしオーラの前に轟沈。こんな告知をしてこのパートは終了してしまいます。

「もし、阿部さんの親戚の方聞いてらしたら、諦めて頂きたく……」

　悲しい……。後藤さんは酷い奴です。ただ一人、玉井さんだけ「ライバルが減った！」と大喜び。しかし、後藤さんに名前を呼ばれただけで赤面する輩に、脈は微塵もありません。これもまた悲しい。

　さんま師匠曰く、「全くヤンタンに貢献してない」柴田あゆみさん。しかしやる気だけは多分全レギュラー中一番ある柴田さん、今回「冒険クッキングコーナー」という新コーナーを勝手に作ります。曰く「スイーツはもう頂点極めたかな、ということで」だそうです。あれ？柴田さんって頭にウジ沸いてんの？

　新コーナー一発目は、「きゅうりとハチミツを混ぜたらメロンの味がするということで、きゅうりとハチミツで作ったメロンジャム」が登場。ショージさんの「実験やん！」という言葉が的確です。

　出てきたジャムは、見た目はパンに乗った「ごはんですよ」。さんま師匠の「ちゃんとしたもん作ってダメなんだから、実験なんか美味いわけない」というごもっともな指摘も虚しく、既に暴君と化した柴田さんは、メンバー全員に試食させます。

　本日は、このメロンジャムに対する全員の感想をそのままお伝えして、終わりにしたいと思います。

　まずは、味方の筈だった最初に試食を勧められた後藤真希様。

「あたしからですかーーーっ！！」

　続きまして、食った瞬間吐き出した玉井健二様。

「ザリガニの水槽こんな臭いです」

　三番目に、なんとか食った村上ショージ様。

「鼻詰まってるから分からへん」

　ラストを飾るのは、食ってから不機嫌になった明石家さんま様。

「気持ち悪っ」

　柴田さん本人は「抹茶の味がする」「きゅうりの皮剥いてないからですよ」「特許取ろうと思った」とどう考えてもウジが沸いているとしか思えない発言を連発。病院行け。

　更に衝撃的なのは、このメロンジャム、事前にマネージャーから「さんまさんに食べさせられるものじゃない」と言われていたそうです。これを聞いてショージさん、こう一言。

「下ネタと同じやないか」

　もう金輪際作ってこないで下さい。