「めちゃ×2イケてるッ！中居＆ナイナイ日本一周打上げの旅SP」

テレビ

　まぁ、もう恒例の感があって、季節の名物的なアレで目新しい何があるわけでも無かったので、気に入った三点をピックアップ。

　何と言ってもプラズマテレビに矢が刺さる画！今、冷静に思い出してみるとそう面白い画じゃなかった筈なんですが、何故かもの凄く笑ってしまいました。何故だろう。「まさか高価なプラズマテレビを壊したりしないだろう」という安易な予測？ビンゴ板がしっかり作ってあったので「どうせ別の番号に刺してオチだろ？」という更なる安易な予測？分かりませんが、何だかとにかく可笑しかった一瞬でした。刺した後、爆破してゆ〜〜〜〜っくり倒れる（しかも傾くだけ）プラズマテレビもナイス。

  • 松井本館

　やはり今回の放送最大のハイライト、中居くんスライダー。大量のお湯と共に高所から流れてきて、終点のU字で天高く逆さで上っていってから激流に飲み込まれて一瞬行方不明になり、再び現れた中居くんの顔には生気が失われているという、最高の流れでした。岡村が「（ビデオの）ツメを折って頂きたい！」というもよく分かります。「生ダラ」の「スターボウリング」は殆ど観た記憶がない（観てたかも知れないが、覚えてない）ので、そのインパクトたるや。何だかんだ言って、やはり「インパクト」というものを支配しているのは圧倒的物量であります。自称美人秘書・松井さんの無駄に華麗なステップもナイス。

  • STAMP

　普段のこのコーナーはそんなに好きじゃないんですが、やはりナレーションでも言っていた通り、観てる間中居くんの「やられっ放し」の状況に若干フラストレーション溜めていた身としては、矢部や岡村が逆にやられている状況には思いの外スッキリ致しました。特に前回のこのSPが、中居くんがあまりにもやられっ放しだったために、最後の方は本気で可哀想になってきたのと比べると、ここで一度溜飲を下げてくれたのは有り難かったです。そもそも、絶対的ツッコミである矢部が吹っ飛ぶ画自体が珍しいですし。オチはちゃんと中居くんに当てて、理想的な一息コーナーでした。

　逆に、今回で一番テンションが下がってしまったのは、数取り団。僕はジャニーズも関西人も別に嫌いじゃないと言うか寧ろ好きな筈なんですが、あの関ジャニさん達のノリだけはどうも……。最後まで誰一人土付かないのも何だかなぁ……。というわけで、中居くんの壁ぶち破りを差し引いても、ここが一番テンション下がりました。

　あと「てじな〜にゃ」で、曲がりなりにも中居くんダマシで来ているのに、あの爆破に関しては、後に登場した中居くんの爆破メイクを見ても明らかなように、どんな素人が見ても仕込みだと分かる部分になってて、どうしたの？という感じでした。そこはもっと、別に上手く見せる方法無かったんだろうか？というような疑問。

追記：上の疑問は、色んな人の解説読んで氷解。ああそうか、これは27時間テレビが綿々と続くお笑いリスペクト道の続きだったんだ、と思えばあれもその一つだったと納得です。そう言う意味では、このシリーズの中ではコンセプトが若干違うのだから、そりゃ妙に思うところも出る訳ですね、という自分への言い訳。