「HEY!HEY!HEY!」

 形式的にではあるけれど、「チキンライス」発売のお陰で、「ダウンタウンがゲストに呼ばれる」という近年ではほぼ有り得ない構図が観られて得した気分。多少、ダウンタウンの間にちょこんと座ってた槇原敬之が邪魔ではありましたけど。ダウンタウン中学生時代の「パンツをいつまではき続けられるか」対決トークの際の、槇原の「ポカン」という表現がぴったりの顔は一体何だったんでしょうか。惜しい、実に惜しい。槇原を訊き手にするとか(ただしフリートーク禁止で)、そういう気遣いが欲しかったところ。「HEY×3」のスタッフは、ダウンタウンから話を聞く、というその構図の貴重さが分かってない。

 松本ひとり、とか浜田ひとりだったら、今後も色んな媒体で有り得るだろうけど、ダウンタウンが二人揃ってテレビで(←ここ重要)インタビュー受けるなんて今後あるかどうか分からないし、下手したらもう彼らが死ぬまで無いかも知れないのに。勿体ないなぁ……。まぁ、一応「音楽番組」らしいから、一定のラインは守らなきゃいけない事情もなんとなくは分かりますけど。

 別に今回のも十分面白かったんですけど、このチャンスはもっと大事にして欲しかったなぁ、とバラエティ好きとしては思う次第であります。

 こういうの見ると、「いろもん」って番組は本当に恐ろしいぐらいに貴重な番組だったなぁと思い直します。真面目に観ときゃあ良かった……。