「特捜戦隊デカレンジャー」

 デカブレイクの先輩が出るって言うから、先輩後輩で右手のアタッチメント駆使の合体技でも出るかと思ったら完全に期待はずれ。先輩は結局、その自信の根拠を見せることなく、ただただ無感情というよりただ単に棒読みを披露して終わっただけでした。折角「仮面ライダークウガ」以来の特撮だったのに……悲しい。

 でも、「実体は炎そのもの」ってのは良いですよね。よく考えると人形入らない方が強いような気がしますが(実体が無い分、見つかりにくいし)。それで先輩が実体を当てて……みたいな展開もあったろうに。別に年間五十話あるんだから、たまには二〜三週に渡る話してくれてもいいのにね。

 何かホントに、「デカレンジャー」って全てに於いてあっさりしすぎのような気がするなぁ。ストーリーが全部、箇条書きで終わっちゃう感じ。アクション部もあっさりしてるし、すげぇ物足りないんですけど。