「30minutes」

 オークラが脚本を担当した回は、完全にコント仕立てになってて楽しいです。

 今回の場合で言うと、矢作と日村の掛け合い部分。矢作の放言っぷりと、日村の操られっぷりが炸裂していて、当人達までも吹き出す程のコントっぷり。ここだけ広げても十分ひとつのネタとして成り立ちそうです。

 でも話自体の方は…面白くないわけではないのですが、パターンとして誰かひとりがストーリー全体の業(?)を背負う形で、そいつにオチが集約される、というのが正直、段々……。折角五人居るのに、殆どが「腹のさぐり合い」だったり「騙し騙され」な感じなのは、何だか寂しいなぁ、と。完全に個人的嗜好ですけど、そろそろ折角の五人、一丸となった話が観てみたい気もします。