「マジカル美勇伝」

 唐突に「小川麻琴ツッコミSP」をお送りします。それぐらい、本日の小川さんは冴えておりました。

 その小川さんのツッコミを目覚めさせたのは、道重さんの驚異の絵。別に特別絵が下手な訳ではないのに、センスで全てを棒に振っているという稀有な存在であります。道重さんに与えられたテーマは「きびだんごを持った桃太郎がお供を連れていく」というもの。しかし道重さんの描いた絵は想像を絶する出来だったのです。

 まずは桃太郎から。道重さんの描いた桃太郎はTシャツに半ズボンツルッパゲなマルコメくん。「桃太郎」と証明するものは、申し訳程度に持っているきびだんごの詰まったビニール袋のみです。その上、相変わらず「桃太郎」と書いたハチマキをしており、しかも締め付けすぎたのか、若干顔が変形しています。これを受けて、小川麻琴ツッコミ第一弾。

「頭、長いよ」

 続いては、普通のモンキーな猿を通り過ぎての犬。明らかに頭蓋骨が突然変異で、胴体と頭部のバランスが生まれた瞬間に骨折するぐらい悪い犬。この 犬らしきモノ に対して、小川麻琴ツッコミ第二弾。

「頭が受話器みたい

ナイス。

 最後は、本人は「キジ」と言うものの、そのスケッチブックに描かれたものは、どう見ても針が千本刺さった蛾。これをキジと認識するためには初等教育のやり直しが必要なぐらいの怪作。是非キャプチャーしてここに貼りたいぐらいの。下部に申し訳程度に書かれている「パタパタ」という擬音も蛾の断末魔にしか見えません

 その怪作っぷりは、他の五人がザワつくぐらいの怪作っぷり。普通に引かれています。恐ろしい、この子は恐ろしい。そんなザワつく連中を前に、あくまで「キジ」と主張する道重さんに、小川麻琴ツッコミ第三弾でトドメ。

「だって触覚生えてるじゃん」

 ナイスツー。

 その後は、岡田唯さんが普通に上手い絵、石川梨華さんが「微妙」と言う単語がピッタリな絵を描き、最後は新垣里沙さんが普通に可愛らしい絵を描いて締め。流石に道重インパクトが強烈で、それ以降を潰してしまった感が御座います。そんな感じで、今回は終了。今回のパートは道重さん、サンマ持ったり恐ろしいキジを描いたりと、何か無駄に開花させたパートで御座いました。

 明日からは、また別の昔話で同じゲームの模様。