「ULTRAMAN」予告映像。


http://movie.goo.ne.jp/special/tiff2004/trailer01.html

 gooの東京国際映画祭特設サイトで、「ULTRAMAN」他の予告編がチラッと観られます。

 「別所哲也主演」と聞いたときは、もう不安で不安で、「ああ、またショボいウルトラマン作る気じゃねぇだろうなぁ……」と思ってたのですが、こうして予告編を観るとなんとか一定のラインは超えてそうで取り敢えず安心いたしました。まぁ、変な若手アイドルとかにウルトラマンなられても困りますからね。一番心配だったのがCGの部分(平成に入ってからのウルトラマンCGはちょっと酷いので)も、予告編で良い感じに動いてたのを観る限りはなんとか大丈夫そう。八つ裂き光輪みたいなの放ってたし。ウルトラマンのデザインは鎧っぽくなってて、より「戦士」という感じで個人的には好き。今やってる「ネクサス」もこんな感じですよね。一回も観てないけど(起きられません)。

 ストーリーは初代ウルトラマンを踏襲してるんですね。科特隊が自衛隊にすり替わったのと、ビムラー(初代ウルトラマン第一話に出てきた怪獣。宇宙犯罪者)が「人間寄生」する生物になったぐらいで、あとはあの「光球」も再現されるようで嬉しい限り。初代でのウルトラマンと息絶えたハヤタ隊員の会話は特撮史上に残る名シーンなので、観たこと無い方は是非レンタルビデオ等で観てみて下さい。昔はTBSがちょくちょく再放送してくれたんだけどなぁ……。

 でも……初代ウルトラマンへのリスペクトが感じられる分、音楽もやっぱり“あの歌”と“あの曲”にして欲しかったなぁ、と思います。ウルトラマンがやって来たときの「パッパパーパッパパー」は、最強の劇中音楽のひとつだと思ってるので。僕が松本孝弘TMGも大好きだからこそ、余計にそう思います。

 ちなみに、松本孝弘作曲の「Theme from ULTRAMAN」のオーケストラアレンジバージョンが以下でチラッと聴けます。

http://bz-vermillion.com/house/index.html

 一昔前のメタルみたいな音で、なんとなく「ウルトラマンが降り立った瞬間」という感じがビンビン来てて良い感じ。興味ある方は聴いてみて下さい。