芸人とその批評に関する色々。


http://d.hatena.ne.jp/matterhorn/20040619

http://d.hatena.ne.jp/king-show-chan/20040619#p1

http://d.hatena.ne.jp/matterhorn/20040210

 id:matterhornさんによるお笑い批評のひとつの形として紹介されているid:king-show-chanのるみねさんが紹介しているid:matterhornさんのさまぁ〜ずくりぃむしちゅーの改名後の活躍に関しての考察。どれも頷けて面白いので一気にご紹介。

 僕自身は、昔っから単純に芸人が好きなだけで、ナンシー関に代表されるテレビ批評などは全く読んでこなかったし(最近になって文庫本を二、三冊読んだぐらい)、芸人好きと言ってもテレビ限定の話だったので(最近ようやくいくつかビデオ観たぐらい)、リンク先のお二人や、id:moukoreのスズキさん、ピエールさんのように、色々と分析できる方は羨ましいです。二組の改名とかも、リアルタイムで観ていながら「これきっかけでもっと出てきたら良いのに」としか思ってませんでしたから。その結果出てきて大喜び、みたいな。単純な視聴者です。

 小さい頃の「ドリフの大爆笑」と「だいじょうぶだぁ」から連綿と続いている僕の芸人好きの根本は、「楽しい」の一点だけで、だからこそわいわい騒ぐテレビが好きだし、そういう芸人が好き。さまぁ〜ずからダンディまでみんな好き。「楽しそうなのを観てるのが好き」というか。

 だから、と言ったら先人達に大変失礼になりますが、「笑いの完成度」とか「クォリティ」(一緒だ)と言ったものにびっくりするぐらい疎くて鈍い人間になってしまいました。これは、とても悔しいのと同時にそれもまたアリかなとやっと最近思えるようになった次第です。

 例えば、僕は人ほど「一人ごっつ」などの松本人志のコントや千原のライヴなんかは楽しむことは出来ないけど、ドリフや志村けんだったら誰にも負けないぐらい楽しむ自信はある、みたいな。そういうのを共有し合ったり、時に教え合ったりするのが、やっぱり笑いが好きって事の醍醐味の一つではないかと最近思いますです、はい。はてなダイアリーって、そういう部分が若干やりやすい感じするから好きです。「批評」というよりは、そういう側面の方を強く感じてます。だから、どんな芸人であれ、ネガティブな批評(悪口じゃなくてね)をされてるのを観ると、ちょっと悲しくなるのでした。

 ……あー途中から全然関係ない話になってるし。ホントすいません。

 関係ないついでに書いておくと、流石に僕は芸人を「かわいい」とか思ったりはしませんが、その感覚はなんとなく分かります。多分、色々な要素があるとは思いますが、「面白い / 面白くない」とかだけでシビアに芸人を振り分けていく様なことはちょっと出来ないなー的な。分かりませんけど。

 あと、バカルディ時代の「なまたまごかけご飯」ってビデオ、すげー観たい。