「やりにげコージー」


 初めて最初っから観ました。

 オープニングでは、今田が格闘技を習っているということで、何故か東野がボコボコに。腕ひしぎ極められていました。弱すぎる癖に、最後には「格闘技とかやめろ!プロレスをやれ!」とよくわからん主張を展開。それも格闘技では。

 今回のゲストは部屋着の若槻千夏。グラビアアイドル同士で、「絡みやすい芸人」をランク付けしたら、藤井隆、ロンブー、紳助という順になるらしい。んで、紳助が若槻に、本番前に色々今までの傾向を踏まえたアドバイスしてくれるらしい。

 東野によると、紳助は昔っからそういうリサーチごとが好きで、漫才時代には、他のコンビの傾向や欠点を全部リストアップしてノートに書き留め、そこから他のコンビに足りないものを自分達の芸風に持ってきていた、というらしい。

 で、ある日、若かりし日のさんま師匠が紳助が不在の紳助の家に遊びに行ったとき、偶然そのノートを発見し、さんま師匠が自分でそのノートの紳助のリサーチに赤で添削を入れ、紳助が帰ってきた頃には既に居なくなっていたと。そのノートは今でも残っているらしい。うわーすげー話だ。さんま師匠かっこいいことやってんじゃん。

 こんな良い話をしてる一方、微妙な作り話をして、逆に自分を貶めてしまう東野は面白すぎます。

 「わりこみコージー」は、「芸人ライヴでしか観られないビデオ」特集。最初に出てきたバッファロー吾郎の木村とケンドーコバヤシの、「プロレスラーがM-1に出るコント」が、もの凄いカルトの世界。プロレス門外漢には何言ってるかから分からないというとんでもない代物でした。しかもオチが、ダウンさせて技極められて…。カオスの世界だ。今田はゲラゲラ笑ってたけど。しかもこれ、今回は5分ぐらいに編集されてましたが、実際は15分の大作らしい。すげ……。個人的に笑ったのは、芸人になろうと誘う木村にケンコバが言った一言。

「誰であれ、長州さん(木村)を笑うやつなんか許せないっすよ!」

あー、こういうのプロレス知ってたら面白くて仕様がないんだろうなぁ。何だか悔しいなぁ。

 次に出てきた、陣内智則とかのVTR作ってる人が作った芸人紹介VTR。バッファロー吾郎やら次長課長キムキム兄やんやらケンドーコバヤシなんかが少女漫画風の絵に変貌するCG。全員無駄に美しくなってるのが面白かった。

 次に出てきたペナルティの「卒業式の掛け合い」ビデオには、大林素子が何故か熱唱。しかも合いの手がリアル小学生。大林は、ペナルティが「屋って欲しいことが……」と言っただけで快諾したらしい。流石お笑い好き。しかも、歌が無駄に上手いのにも笑った。

 次に出てきたのは、天然素材出身・ほっしゃん。。こいつのビデオは「伝説のビデオ」扱いされていて、Jr曰く「腹痛くなるのを超えて、背中が痛くなる」という代物。

 実際は、鼻から口へ、うどんを通しまくっていたら、直前まで食べまくっていたアイスクリームを一気に戻したというもの。途中途中、鼻にうどん入れながら「ヤバイ、ヤバイ」という顔のほっしゃん。が面白い。想像してみましょう、芸人が青い顔をしながらうどんを鼻に通してる姿を。今田はもう、涙を流して笑っていました。

 ほっしゃん。はこの後も同じ事をして、水族館でサービス心で水槽に潜っていたら苦しくなってやっぱり戻して、その戻したブツに魚が群がったらしい。すげーほっしゃん。今日から君は嘔吐芸人だ。

 で、木村とケンコバのビデオとほっしゃん。のビデオの完全版を放映するイベントがあるらしいですよ。詳しくは、サイトをチェック!だそうです。うわー観てー。特に木村とケンコバのカルトプロレスコントビデオ。

http://www.tv-tokyo.co.jp/yarinige/

 ああ、やばい、今回のこれ面白すぎ。ビデオ録れば良かった……。