「やりにげコージー」


 今回は、「新すぃ」と取っ替え引っ替えに観て、「わりこみコージー」の一つ前のコーナーの終盤から観られました。そこで一番印象に残ったのは、風呂上がりゲストの森下千里の「ドランクドラゴンのネタなんて面白くない。何が面白いのか分からない」という台詞。「塚地が好き」と言ってこの台詞。仮にも、今「注目の若手」扱いの芸人に向かってこの台詞。流石内P常連、侮れません(あまり関係ない)。「龍騎」に出てた頃は、只のムカツク馬鹿かと思ってたのに、まさかここまで妙な人間になるとは驚きですな今更ですが。

 「わりこみコージー」では西川のりお師匠の話。新人マネージャーの失態にブチキレて、思わず仲裁に入った「吉本の良心」前田五郎師匠にまで勢いで「お前は関係ないんじゃあ!」(注:前田師匠は西川師匠よりずーーーーっと先輩です)キレてしまい、前田師匠が上着を脱いで「よーし、じゃあ久々に殴り合いいしよか」と言った途端、ザ・猫なで声で「ちゃいますや〜〜ん」と言ったというエピソード。良いなぁ、この人間のちっちゃさ。素敵。

 西川師匠にはもうひとつ素敵エピソードがあって、Jr.がまだ新人の頃の営業で絡んできた客にキレかけたJr.を「キレたら終わりや」と制して、「ツクツクホーーーーーーシ」を披露して静まり返った会場を一瞬にして湧かしたというもの。かっこえええーーー。もっとこういうところを推して貰って下さい。「ひょうきん族」時代に五月蠅すぎて女優連中から嫌われまくってたとかじゃなくて。