「お台場明石城」


 果たしてどういう番組になるのかと思ったら、結局基本的内容は今までのまま、若手Dに企画を出させまくるというもので、セットが無駄に豪華になった(「志村さんがバカ殿降りたん?」と訊くほど)のと、アナウンサーが武田アナから佐々木アナ(深夜のたけし・さんまを押さえるアナ)に変わったのと、目付役(?)として企画のえらい人、人事のえらい人(噂の湊さん)、こわい人に言う人が参加しているところが変わっただけでした。

 しかも今週も、企画らしい企画は出ず、ひたすら若手Dの履歴紹介(しかも二列居る内の前列だけ)で終わってしまいました。しかもまた、どいつもこいつも面白すぎるからいけない。「奥さんはキャメロン・ディアスに似ている」「でも貴之花に似てる」。

 特に印象に残ったのは二人。一人目は、若手Dの話から登場した佐々木アナのお兄さんで、フジの打ち上げの若手の慣例として「火を吹く」というのがあるらしく(それはそれですごい話だが)、それに巻き込まれて「スーツの袖を燃やした」というコントみたいな話が面白すぎました。

 二人目は、先週「病弱そうだな」と言われ否定していた若手D。やっぱり病弱だったらしく、それだけでも十分面白かったのですが、なんとその彼女(元スタイリスト)も病弱らしく、さんま師匠に「今なにしてんねんその彼女?」という問いに「入院」という答えに 130 点上げたい。お大事に。

 でも一番印象に残ったのは千野アナ。勝手に「千野・さんまの」という冠付けた(通常、大御所の方が先に名前が来るのに単なるアナウンサーが何を)番組の企画書を書いて、しかも部長にしっかり提出してやがりました。馬鹿だ馬鹿だとは思っていたけれど、まさかここまで馬鹿だとは。しかもそれをしっかり読んでる湊さん。甘やかすなよ!