「実録!さんま大作戦」


 フジのディレクター連中は、どうしてあんな良いキャラ揃いなんだろうか。なんかあるよ絶対。それとも、フジテレビに居るとみんなああなってしまうんだろうか。いやぁ、不思議だ。

 話の流れから「良い企画を出せばさんまさんは出演してくれる」ということになったのに、そこで出てくるベテラン勢(大反省会でお馴染みの方々)のなげやりっぷりがまず可笑しい。「勢いかな〜」「明るくて楽しくて〜」とか、あんたたちは素人か。末には「面白い企画がいい」って、それを検討してるんじゃないのか。ああ面白い。

 そこからどう流れたのか、「じゃあさんまさんと仕事したことない若手とやらせりゃいいんじゃない?」ということになり、登場した若手ディレクター数名。みんな一見普通の人(一人除く)なのに、一人一人きっちりいじってしまうさんま師匠に笑った。「ワンナイを担当しております」と言っただけで「あ、今ワンナイ言うたらイカンのに」、「リニューアルして……」と言えば「リニューアルって響き嫌よね」、「トリビアの泉を……」と言えば「よく続いてるよね」。あんた、フジテレビ知りすぎ。

 でも、この回一番毒を吐いたのは武田アナウンサーで、さんま師匠が「その若手がアカンかったらどうすんねん」と訊いたら「アカンはアカンで、湊さんに部署を変えて貰って……」ととんでもないことを言う始末。あんたすげーよ。そりゃディレクターの旦那さん(スマスマ担当)も恐れるわ。

 そんなこんなで、来週からは本編が始まる様子。タイトルは「お台場明石城」。…………「風雲たけし城」のもじり??いや、観たこと無いけど。果たしてどんな内容になるんでしょうか。たのしみ。