続・良い音で聴く。

 昨日の続き。

 取り敢えず、ものは試しだと思って、出来るだけミニコンポでの最高の状態に近づけてみることにしました。

 具体的には、コンセントの電極を正確に合わせて、周りの物を極力遠ざけて、スピーカーの上と間の物を撤去し、壁から本棚のふちギリギリまで離してみました。これだけ。

 電源コードは安物の延長コードを2本繋いでるだけのもんだし、ミニコンポ自体は、4年前にルックス「だけ」で選んだSONYの黒い奴だし、大して効果はねぇだろう、と思っていました。

 ところが、これだけしかしてないのに、音の広がりが別物でした。これには本気で驚いてしまいました。前の状態が「鳴っているだけ」だったのに対し、今の状態はちゃんと「響いてる」。

 僕は本格的に構築されたコンポネートシステムとか、高級なヘッドフォンなど、所謂「高音質」というやつを体験したことがないので、もうなんだかこれで充分なんじゃねぇ?と錯覚するほど。精通した人からすりゃあ、ヘボヘボのスカスカなんでしょうけども……。

 こんなんでこれだから、本格的なものはどういうことになるんでしょう……。